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【延期変更】7月29日(土) 大人のおいしいお茶飲みワークショップ~柴茶から急須の選び方まで~と武術講座

2023年7月19日追記
※開催場所の都合でこのお茶WSは延期となりました。タイミングをはかりまた開催いたします。参加ご検討いただいた皆さま、ありがとうございます。またお知らせします!

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「鶴川の道端に生えているお茶を使って焚き火であぶる柴茶」というワードに好奇心つんつんされる今回のワークショップ。武術講座は参加したい方は別途開催です。参加は自由です~

 中学生以上の大人くくりで、ご興味ある方、ゆるりとご参加ください~🍵🙌🙂
(小学生以下は、今回はごめんなさい。繊細な茶器を扱うため、大きくなったらまた来てね!待ってます🥰🍵)

(ヘッダー画像はイメージ。以前、高知県四万十川沿いの山に自生する茶葉でお茶づくりしたときのです🍵)



ワークショップ内容(延期変更🙏)

日時:7月29日(土)
ワークショップ 10:00~13:00 / 武術講座 13:00~15:00 くらい
場所:和光大学 D棟入り口集合 (小田急線鶴川駅から徒歩15分)
住所:〒195-8585 東京都町田市金井ヶ丘5丁目1番1号
参加料金:現地で頂戴します
武術講座 1000円
ワークショップ 大人 3000円/学生(中学生以上)2000円/小学生以下参加不可🙏
定員:25名
キャンセル:連絡不要です。
申込:こちら、Googleフォーム からお申し込みください 👈👈👈

講師:関根秀樹さん

『縄文生活図鑑』『焚き火大全』『刃物大全』『新版 民族楽器をつくる』などの著者。和光大学や多摩美術大学の講師。火起こし世界チャンピオン。

関根先生より:

中学ではバレー部と地学部、文芸部でしたが、高校では茶道部と物理部。
お茶は子どものころから好きだったし、お茶菓子目当てでした。
女子目当てではありません。90年以上続いた男子校なので(現在は男女共学)。

中学2年の時、日中国交正常化の直後に福島県の片田舎の公民館で開かれた中国物産展で
宜興の茶壺(チャフウ。急須のこと)2つと烏龍茶、プーアル茶や白茶の白毫銀針などを買いました。
田舎の中学生が買えるくらい安かったとはいえ、変な中二病だったのは間違いありません。

学生時代、工業デザイナー秋岡芳夫のデザイン運動体「グループ・モノモノ」のサロンで、
「暮らしの茶」「常茶」の小川八重子先生と出会いました。
煎茶道の師範でありながら、煎茶(緑茶)を1日に十数杯も飲むと体調が悪くなることに気づき、
庶民が朝昼晩飲み続け、何杯でも飲めて胃に負担のない番茶、ほうじ茶の文化を再発見。

日常のお茶、常茶の世界を切り開くとともに、
効率を求め、日本中の茶園が新品種「やぶきた」に植え代わっていく中、
多様な在来種を守ることを訴え続けた素敵なおばあちゃんでした。

秋岡の事務所兼工芸ショップでもあった中野のモノモノは当時ぼくのバイト先でもあり、
一時期は毎週のようにお会いし、秋岡のアイディアでできた熊本県伝統工芸館の1周年イベントでは
職人さんたちが作った器に熊本の郷土料理研究家が料理を盛り、
小川先生がお茶を淹れるという、夢のようなコーナーも設置されました。
最年少メンバーのぼくも参画し、秋岡先生、小川先生たちと現地入り。

過分なバイト料をもらったので、九州山地や球磨川沿いの民俗資料館や鍛冶屋さんめぐりをし、
夏休みだったので与論、沖縄、宮古島を経て石垣島の後輩の家を拠点に八重山諸島を旅しました。

沖縄本島にも茶畑はありますが、琉球王国時代、沖縄で大量に輸入していたのは球磨川沿いの人吉藩のお茶。
道端で野生化したお茶の枝を切り取り、焚き火であぶって葉をもみ、
煮だして飲む柴茶(しばちゃ)の風習もありました。

その後、平凡社の「太陽」という雑誌でお茶特集をやったとき、
なぜかぼくが日本茶の記事を書き、小学館の「サライ」では、
茶臼で挽きたての抹茶を飲むという企画もやりました。

コーヒーは100g1000円も出せばけっこう美味しいのが買えますが、
抹茶は20gで1500円以上。それなのに、ダマになりやすく、
本当に美味しい抹茶の点て方を詳しく書いた茶道家は500年間だれもいません。

ようやくこの10数年の間に、京都宇治の茶農家の青年会が、
原理的にダマにならない革命的で簡単な抹茶の点て方を研究開発しました。

さて今回は、鶴川の道端に生えているお茶を使って焚き火であぶる柴茶と、
余っている緑茶を焙煎するほうじ茶、そして、だれでもできる簡単な抹茶の点て方。

深蒸し茶全盛の現代、茶葉が細かすぎて急須が目詰まりする問題もあります。

デパートのバイヤーや店員のレベル低下、買う側の知識不足で、
ほんとうに使いやすい良い急須がなかなか見つからないという問題も。
常滑や四日市まで行けばいくらでもいいのがあるのですが。

たった1回の短いワークショップでは語りつくせませんが、
とりあえず、美味しいお茶を飲みましょう。

お茶菓子など持ち込み、差し入れは大歓迎です。
自分の急須や茶碗なども持参できる方は持ってきてください。

当日は学生がカレー屋を出す予定です。お昼を持って来ない方はそちらでどうぞ。

関根先生、情報量が多すぎて飽和しちゃいます…が、とにかくたのしみ。
お茶の世界の入り口のスタートラインに立てる感じかも!と思います。

今回も「ちぃむごーぷ」のとりあえずなんとかなるセットあります。



ご質問いただきました


「関根先生とのご関係は?」

関根先生から「どんなワークショップしましょうか」と聞かれ、私が「その辺の草食べたいです!」と即答している関係性です(どんな
私はそのワークショップを多くの人に広めることを勝手に担っています。

はじまりは、4月30日(日)開催「第3回 異質力の系譜 ~実験大学の特異点~」でした。
きっかけは、火起こしがしたくてネット検索したら、検索結果の下の下のほうに表示されていて。火起こしできるかはわからなかったですが、参加した感じです。


今までやってきたごーぷな活動

● その辺の草を食べました


● 鶏を絞め、さばきました


● 火起こしをしました


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