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夏バテをほどほどに乗り切る心構え覚書

こんにちは、数週間前からうすうす感じていたのですが、夏バテをしています。

おかげさまで無事転職先も決まって仕事も引継ぎの為にそこそこ忙しかったり、環境が変わることへの不安とか今までお世話になった人への報告とか色々考えることがあって休日疲れてるのかなと思ってたんですが、この食欲の微妙な無さとか、どうも気力が出ない感じは夏バテですね、間違いない

いや、間違いないかどうかは分からない、、ここが難しいんですよね

ハッキリ「これは夏バテだな!もう無理‼」という症状があれば心置きなく休めるんですけど、薄っすら元気がないこの状況だと、ちょっと何かどうにかすれば前みたいに元気が出るのでは?と思って焦ってしまうんです。

自分の悪い癖というか、良くない考え方として、緩やかな体調の変化を考慮せずに、一番思い通りに予定をこなせた日を基準に自分のキャパシティを考えてしまう、というのがあります

多分「何もしなかった日」をゼロ(基準点)だと考えられないんだと思います。

何もできなかった日は「出来るはずのことをしなかった日」=マイナスで、「思い通りになった一日」でやっとゼロみたいに考えている。
長年思い通りに活動できずに、周りと比べて日々「何か」を失い続けている、と感じてきた後遺症みたいなものだと思いますが…

そんなわけで体調崩し気味だと、普段あまり意識せずに済んでた認知の歪みに吞まれそうなので、理性のある時に体調への対応・対処方法をまとめておきたいと思います

夏は万全の調子にはならない前提で生きる

これは個人的な話なんですが、自分は昔から夏に弱いです。夏になると元気!!ということはほぼありません。(逆に冬は意外と元気…)

しかしもっと極端なバージョンの方を知っています。有名なブロガーだったりライターだったりするphaさんという方なのですが、この方は著書「しないことリスト」にこんな風に書いています。

僕は昔から冬が苦手だ。
日照時間が少ないから気分が暗くなりやすいし、なんといっても寒いのがつらくて、全般的に活動エネルギーがなくなってしまう。
外に出たり人に会ったりするのはせいぜい週に一度か二度で、一日中寝たきりのときも多い。
ひたすらネットをだらだら見るくらいしかできなくて、料理を作るのも面倒で寝ながらベッドで菓子パンを食べつづけてたりする。

続けて書いてあることを読むと、夏も雨の日も基本的に体調が悪く、本当に元気な日は年の半分くらいしかないらしいです。

病気だからとか年取って体力がないから、とかじゃなく健康な成人男性で「こういう体質の人がいる」ということを知って私は驚くのと同時にちょっと安心しました。

phaさんは一般社会で働かずに生きるライフスタイルを実践してエッセイなどを書いて生活してる方なので、例え同じ体質でも体調が悪い日は思うさま休み続けるといった生活はなかなか真似は出来ませんが、とにかく人は年がら年中安定して元気なのが当たり前じゃないという前提を持つのは私にとって重要でした。

なお本の続きには、phaさん曰く自分で不便だとは感じつつも

ずっと途切れなく活発に活動していると、疲れたり無理が溜まったりして潰れてしまうから、定期的かつ強制的に休む時期があるのはよい

ことだと考えていて、実際寝込みが激しい年ほど翌年の春は元気に活動できるということが書いてあります。

私も他の記事で書いているように、自分の性分や性質に逆らわないことが一番の健康法なのではないかと考えているので、この話を聞いてると、自分も夏バテしているこの時期は大手を振って休み休み行くべきなのかもな…という気持ちになれます。

あとどうでも良いんですけど、女性は生理で月一日くらい寝込む人多いと思うんですが、それも上の意味では結構良いことだと思うんですよね。
完全に適当なこと言ってますが、女性の方が平均寿命が長い理由の一つに、こうやってちょくちょく強制的な完全休養を取ってるからというのがあるのでは?と勝手に思っています。

問題は運動ではない

運動は脳みその健康にもいい、これはガチで間違いないのですが、、

実際のところ運動してて身体的な体力があるのと精神的な活力ってあんまり関係ない気がするんです。

だって別に日常的に運動してなくても精力的に趣味や仕事に打ち込んでる人なんてたくさんいますよね?
うちの親も取り立てて運動してないけど、昔の私よりずっと体力あるように見えたし…

にもかかわらず、私はどこかで体力を付けないと自分は元気になれない、と思っている節があります。

それは体力が無いようの記事でも書きましたが、ずっと自分が異常に疲れやすい理由を体力がなさすぎるからだと思って生きてきたせいなのですが、
そのために継続的な運動習慣が途絶えて、筋肉が落ちるとともに体力が落ちることをやたらに恐れてる感じがします。

でも冷静に考えて、前の項に書いた通り体力において一番重要なのは「自分の内的欲求に逆らわないこと」だと思うのです。

だから気力が湧かない時、少し動いても良いな…と感じるまで運動しない方がトータルで見て体に良いのだろうと思います。

あとついでにこれは経験則ですが、滅茶苦茶鍛えてるとかじゃなければ筋肉って3日やそこら何もしなくても気になるほどは落ちません。

まぁそういう時は大抵縦になるのも怠いくらいなので、あんまりやることが無くて焦ってしまうんですが、そこは割り切って適当にドラクエ7したり気楽な映画とかYOUTUBEとか見て過ごしましょう。自分との約束だヨ!🤝

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ただ運動自体の抗うつ的な効果も本当なので、自分の場合、体調が中の下辺りまでならジョギングなどの運動である程度切り替えられる可能性があります。

ですが下の上以下になるともう運動する気力自体出てきません。
特に最近は暑すぎて外に出たくないので、ジョギングではなくyoutubeのサーキットトレーニング動画を見ながらの筋トレで体力維持を図っているのですが、元々筋トレは苦手なのでジョギングより心理障壁が高く、気力が湧かないことが多いという…

そんな時、油断すると「運動さえできれば気分が良くなるのに…」という気持ちが湧いてくるのですが、上で言っている通り実際には

気分が悪いから運動できない

運動してないから気分が悪い

を取り違えてる状態なんですよね。

「頑張ってないから頑張れない」という自己イメージを「頑張れないから頑張れない」のだという方に修正していく必要があるなぁと思います。

対処法:とりあえず瞑想をする

上でつらつら書いてきた通り、自分の夏バテへの根本的な対処法は

もうそういう体質だから諦める!諦めて秋に備える!

なのですが笑
そうはいってもやらなくてはいけないことが日常にはあるし、気力が減退するに反比例して焦燥感みたいなのも増してくるので、具体的に夏バテ状態で日常に立ち向かうにはどうしたらいいのかですが、

はい、マインドフルネス瞑想ですね(記事参照)

もう何回もその話してるのでアレなんですが😅

マインドフルネスの良さは

長期的に見てストレスコーピングが上達したり精神が安定する他、

短期的にも、今現状で本当にやった方が良いことの選別が出来て「あれもこれも」と慌てていた脳内が整理される効果があると感じています。

例えば仕事が終わった後、残ってるアレでご飯を作らなきゃ、本も読みたいゲームもちょっとやりたい、でも友達に頼まれてるアレもそろそろ進めないとな、でもその前にお風呂に入った方が良いな…

とか帰宅した後も、考えなきゃいけない(ような気がする)ことが私たちには無限にありますよね~

そういう時に瞑想なんてしてる時間ないよ💦と思っても、敢えて実際やることを考える前に20分ほど瞑想します。

すると、客観的な優先順位と自分がやりたいことの折り合いが上手くついて、必要なところからスルッと手を付けられることが多いです。本当に不思議なのですが。

結果的には瞑想にかけた時間分、悩まずに行動出来てむしろ思ったより色んなことが出来たりします。(というか自分の場合瞑想やらないと、結局30分くらいネット見て過ごしちゃったりするので全然瞑想したほうが良い)

ちなみに一つ注意してほしいのは、上の記事を読んでもらうと分かると思いますが、瞑想は「静かにやることの優先順位について考える時間」ではありません。
「1分後にやるべきことも何もかも全てうっちゃって、今この瞬間の自分の思考を一歩引いてただ眺めるだけの時間」という表現が近いかなーと思うんですが、この辺は興味ある方は上で紹介してる本をめちゃくちゃおススメします。

とにかく大事なのは表層意識の流れを止めて脳を休ませることなので、この後のタスクについて考えてしまっているのを自覚したら、そこから離れるように心掛けてください。その方がタスクに対しても最終的に上手くいく、と私は実感しています。

対処法:余裕があればオンライン英会話をする

これは超余談なんですが、最近DMMのオンライン英会話に入会したので、毎日30分世界のどこかの人に英語を教えてもらえる状態です。

もちろんやらなくても良いのですが、もったないのでほぼ毎日やってます。

ちゃんと話せるわけでもない英語を、知らない人と話すことは結構な負担だろうし、毎日続けようとすると疲れちゃうんじゃないかな、と少し心配していたんですが意外にも逆の効果がありました。

端的に言って5歳児レベルの自分語りをして、何か言うたびに褒めてもらえる時間が1日30分、これかなりメンタルに良いです

特に今リモート作業や、不要不急の交流を減らした日常で「雑談」をする機会が物凄く減っている中で、知らん人と適当な会話をする時間は本当に普通にメンタルに良い。

まぁこれも本当に毎日やろうと思い詰めると良くないんでほどほどにですが、ちょっと疲れてるくらいの時はやるとその後むしろ元気になったりするので現状楽しんで続けられている状況です。

月6,500円くらいですし、かなり優しいレベルから教えてもらえるので、少し英会話に興味がある方や、すでに普通に会話できる人が語学力維持兼メンタルヘルスのために入るのも普通におススメできますね。

終わりに

今回記事書いてて思うのは、色々知って分かってるはずなのに、元気が出なくて3日ほど何も運動してないとなんかもうダメだと思ってしまうのは認知がね、歪んでるんでしょうね…

その歪みを治す方法、みたいのは今のところ思いついてないんですが、精神的に傾いて自堕落な(自己評価)生活をしているときに過去に体調管理について偉そうなことを書いた自分のnoteを読むと、その時忘れてた対処法を思い出せたりして結構自分自身の役に立つんです。

自分の思考の癖を治そうとしたら、まずは「認知がゆがんでるかもしれない」という可能性を認識ところからしかスタートできないと思いますが、その手がかりを作るために、少し元気な時にこういうことを書き連ねておくのは大事だなと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございます😊

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