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釧路移住1年目の暮らしについて

釧路に移住して1年が経ちました

2021年7月に東京から釧路に移住して早1年が経ちました。
相変わらず東京の会社に勤めながら、リモートワークを続けています。
こんなに?!ってくらいあっという間。
夏が終わると思ったらもう冬で、雪が溶けたと思いきや涼んでいるうちにもう秋・・・なんて土地だ。(笑)
覚えているうちに、移住前後で暮らしぶりがどう変わったのかをまとめておこうと思います。
誰かの興味を引けば幸いです。

衣食住の変わり様がすごい

暮らしの基本はすべて様変わりしました。
基本的に涼しい(平均気温18度)釧路では半袖はほぼ着ないし、東京時代に活躍していたノースリーブは箪笥の肥やし状態に。
スーパーに並ぶ食べ物はほとんどが北海道産で、どれも新鮮でなんかおいしい。お肉しか買ったことなかったのに、今では魚:肉=50:50くらいです。
住処も広くなり、その分かかるお金も変わりました。
移住する際に気になるのは住処や生活費かな?ということで、今回は「住」を中心にまとめておこうと思います。

住まいはどう変わったか?

まず、家選びの最低限の条件は以下。

  • 鉄筋構造

    • 在宅勤務なので、ほとんど家で過ごすため、音があまり響いてこなさそうなつくりを重視しました。

    • どれだけ寒いのか、想像でしかなかったので、できるだけ暖かそうな構造を選びました。

  • スーパーとコンビニが両方近い

    • 自動車免許を持っていないので、日常生活の買い出しは徒歩になります。もし雪が降っても徒歩移動が億劫にならないように、家の間近にスーパーとコンビニがある立地を選びました。

  • 路線バスと空港バスの両方の停留所が近い

    • 徒歩以外だとバス移動がメイン。家から徒歩すぐの距離にバス停のある立地を選びました。

    • 頻繁に旅行に行きたくなる性分なので、空港行きのバス停が最寄りにある立地を選びました。

釧路は木造構造の家がほとんどで、鉄筋構造は数えるほどしかありませんでした。東京に住んでいた家の家賃そのままで、希望条件を満たす家は1件しかなく、結果そこが我が家となりました。
家賃はそのままに、広さは東京暮らしのころの2倍。間取りにこだわる余地はありませんでしたが不満はありません。何よりも初めて寝室を持てたのがうれしかったな・・・。(1Kにしか住んだことなかった)
ちなみに、床面積の広さは心のゆとりを生むと思っています。
わたしが移住を検討していた時は緊急事態宣言がバンバン出ていて、釧路に内見に行くことを躊躇うような状況でした。なので、我が家は内見せずに入居を決めました。それでも、満足のいく家探しができたのは、親身になってくださった不動産屋さんのおかげです。その節は本当にありがとうございました。

光熱費はどう変わったか?

結論、めっちゃ上がりました。(笑)
要因としては、部屋が広くなったこととお風呂につかる頻度が上がったこと、ガス暖房になったことがあります。
部屋も増えたし、暖房費用は爆上がりするだろうな、と思っていましたが、こんなに上がるとは・・・。
参考までに電気代とガス代の比較グラフがこちら。

ガス代の跳ね上がり具合がすごいw
クーラーを使わなくても電気代はかかる

我が家はガス代ですが、おうちによっては灯油代+ガス代のはず。どんなもんなのか気になる・・・。
電気代が下がらなかったのは、部屋が増えたことに加えて、暖房設備も基本的には電気で動くから。暖房の稼働時間に比例して、電気代もかかっています。

移住して、どう?

実は、地方移住って東京暮らしよりも光熱費や家賃が下がるイメージを持っていました。
釧路の場合は光熱費は上がったし、わたしの希望条件だと家賃は据え置き。生活費は下がるどころか、正直倍になりましたw

じゃあ、移住しない方がよかった?
いいえ、わたしは釧路に移住してよかったです。
日々の暮らしにおいては、狭さ由来のストレスが減ったし、家の立地にこだわった分、食事の買い出しに困ることもありません。
道内各地に旅立つにも困らないし、むしろ道内各地へのアクセスが良すぎて旅立つ頻度が上がった気がします。
何よりも一番苦手な暑さから解放されたのはでかい。ずっと長袖。ずっと涼しい。快適!
いわゆるQOLは、東京暮らしのときよりも大分上がった気がするんですよね。

おかげさまで良い暮らし

釧路は自動車免許がなくても意外と日常生活に困らないし、寒冷地といいつつもあまり雪は降らず、思ってたよりも過ごしやすい土地だなあと思います。
光熱費は上がっても、その分自分好みの暮らしができているので、おかげさまで良い暮らしができていると感じます。
これから2年目、3年目、と在住期間が延びると、暮らしに対する感じ方が変わってくることもあるかもしれませんね。
2年目どうだったか?も、今後まとめてみたいと思います。


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