三谷幸喜のとは?脚本家のなかで最もアクティブだとされるその経歴を調査しました!
脚本家という仕事は優秀な人ほど筆が遅いとされ、何かと周囲をやきもきさせます。その一方、ユーモアがある人であれば自らがそれを演じるなど、同じ脚本家でもその個性は全く異なります。その中で現状最もアクティブな脚本家が三谷幸喜さんです。
三谷幸喜の経歴
三谷幸喜さんは1961年7月8日生まれで現在61歳です。チャップリンが大好きでスイスの自宅まで生き、秘書にチャップリンの似顔絵を渡したところ、後日サインがついて返ってきたという逸話があります。
世田谷出身で世田谷の小中高を卒業すると日本大学芸術学部に進学。この大学時代に東京サンシャインボーイズを結成します。自らも役者として活動したほか、放送作家として当時大人気だった作品に携わり、サザエさんの脚本も担当。しかし、タラちゃんがドーピングをしてオリンピックに出るという内容を書いたことで制作サイドが激怒し、降板するハメに。
その後は東京サンシャインボーイズの作品を書き上げ、その作品で映画化、ドラマ化を行うようになり、東京サンシャインボーイズはチケットがとれない劇団という評価を得ます。ただ劇団だけでは厳しいと判断し、1994年に30年間の充電期間に。2024年に予定であればその充電期間が終わるため、どんな展開を見せるか注目されています。
悔しさを作品に
三谷幸喜さんが最初に連ドラを担当したのが「振り返れば奴がいる」でした。喜劇を専門に扱っていた三谷幸喜さんですが、当時のスタッフはそれを知らず、シリアスなものを作りたいと要望を出します。その中で喜劇的なセリフを入れていくもどんどん現場で変えられていくという屈辱を味わうことに。
皮肉にもその作品が成功して、古畑任三郎の依頼が舞い込んでから、三谷幸喜さんの株は急上昇。ただその時の悔しさをベースに作品を作りました。それがラヂオの時間です。三谷幸喜さんの原体験を基に作られた作品がかなり多く、1つ1つに思い入れが込められています。
とにかく筆が遅い
三谷幸喜さんを語る上で筆が遅いことはあまりにも有名です。単発のドラマですら4日間はかかるとされ、あまりにも台本が遅いために主役が降板する事態に。舞台は先々まで予定が詰まっており、少しの遅れも許されない状態。それでも遅れてしまうのが三谷幸喜さん。
とはいえ、もう1度同じようなことになれば筆を折ると宣言してからは何とか間に合っている模様。コメンテーターにも挑戦するなどいまだに新しいことに取り組んでいます。
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