脳と心
https://karapaia.com/archives/52332635.html
脳の研究は昔から行われ、今なお止まることなく続いている。
この記事(引用画像が文字化けしてしまっているが)は失恋の痛みを和らげることについて書いているが、
これがもっと実用的になったら、日常生活の中でも使われる日が来るかもしれない。
学生ならテスト前、社会人なら大事な仕事の前に、脳に電気を流して緊張を和らげる、みたいに。
これによって、パフォーマンスの向上にどこまで繫がるかは分からないが、
科学が心にどこまでアプローチできるかは興味深い。
しかし、あくまでこれは補助的な役割であって、本来人は様々な状況から、時には心を奮い立たせ、時には悲しみから立ち直ってきた。
今のところ科学で分かるのは、
脳のこの部分に電気を流すと、こういう効果が出るらしい。
くらいのものだろう。
なぜ、人は絶望からも立ち直って希望を持てるのか、その時発生する力はどこから来るのかはまだ謎のままだと思う。
しかし、ほとんどの人はテレビのリモコンを押すとなぜテレビが点いて、チャンネルが変わるのか、その仕組みを特に知ることも無く使っているように、
人の脳を望ましい方向に向けてくれる機械が一般的になったら、
それは人間にとって良い未来になるのか、それとも逆なのか、
SFの題材にできそうなテーマだ。
機械の力で人から不安や心配が無くなった。
何か問題にぶつかったとしても、悩むことなくパッパッと取るべき行動を取ることができる。
少し考えると不気味な世界に見えるかもしれないが、
スマホもネットも無かった時代の人間から見たら、現代も十分不気味な世界だろう。
そういう未来が来たら、案外それに順応すると思う。
それが人間が持つ脳の最大の能力なのかもしれない。
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