見出し画像

『モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~』は初心者に優しいRPGだった

どうも、流-ながる-です。

クリアしたゲームの記憶が曖昧になりがちなもので、備忘録としてnoteをはじめたという当初の目的のために記録をとっておこうと思います。

そもそもですね、なぜこのゲーム? と思った時に、『モンスターハンターシリーズ』への憧れがありました。”狩りに行く”ってなんかカッコいいじゃないですか。そんなもんで、『モンスターハンターライズ』を持っている人に一旦かりて試したんですよね。その結果……ゲームオーバーしかしない。

センスゼロ、攻撃がそもそも避けられない、操作が下手くそ、そもそもアクションがあんまり得意ではない、ということもあって散々な結果に。

CAPCOMのお店ってあるじゃないですか、そこに『モンスターハンターシリーズ』らしきもののグッズやらオブジェとか飾ってあって、「この作品のモンスターかっこいいよな、迫力あって」と憧れてはいたんです。

「これはもう無理だぁ〜下手くそすぎてモンスターハンターの世界に入れない」

と、嘆いていたのですが、なんとコマンドバトルの作品もあると知り、なんだと!? となって購入しました。

本家本元をプレイされている方にはしっくりこない説

起動してみて思ったのはそれです。『モンスターハンターライズ』をかりた時はプレイヤーキャラのデザインを細やかに決めたのですが、グラフィックとしてはリアル寄りといいますか、キャラメイクについてはめちゃめちゃパワータイプのいかついいかにも”狩ってくるぜ”的なデザインのプレイヤーキャラを作成し、楽しみました。

『モンスターハンターストーリーズ2〜破滅の翼〜』はそちらに比べるとアニメっぽさがありました。したがってモンスターのデザインもアニメっぽいですね。こちらでも、キャラメイクが出来て今度はアニメや世界の雰囲気に合わせた褐色肌で目のぱっちりした自分なりの可愛い女の子をつくりました。その子がハンマーとか重量系の武器を使って戦うという非現実感が似合うというか、なんというかクセになります。武器のデザイン、派手で良かったなとエンディングまでプレイして思いました。装備についても見た目が変化するので飽きないです。

そして、期待通りバトルはコマンド式、本家のシリーズとはゲームシステムががらりと変化していると見ました。

シリーズが好きな方と今まで『モンスターハンター』に触れてこなかった方とでは印象がかなり変わるような気がします。むしろアクションが苦手なファンを取り込もうと作られた感じかなというところですね。

そのことから、『モンスターハンター』に少しだけ興味はあるけどアクションが苦手で『モンスターハンター』をやったことがない人向けというところですね。

ポケモンバトルにトレーナーも参加する感じ

自分はポケットモンスターシリーズがプレイした中では最も簡単なRPGという認識です。進み方も単純でポケモンのレベルさえ上げておけばクリアできるという印象ですね。最近は敵モンスターの弱点のタイプも表示されたりと至れり尽くせり、慣れているというのもありましょうが、そこまでストーリークリアには苦戦しないゲームという位置付けです。

『モンスターハンターストーリーズ2〜破滅の翼〜』はそれと似た感覚で進められました。バトルの基本スタイルはプレイヤーキャラとその相棒となるモンスターがバトルに出陣して、エンカウントしたモンスターとバトルします。相棒となるモンスターは自分で自由に決められます(物語のキーとなるモンスターは固定)。そのモンスターをこのゲームでは「オトモン」という呼び方をするのですが、オトモンは最大6体連れていけるということで、ポケモンと似た感じのイメージです。

主人公はハンターではなくライダー

『モンスターハンター』だ、と思うと少し違います。ハンターではなくライダーという立場なんです。ライダーってなんだとなったんですけど、モンスターを味方として冒険するということで、モンスターもレベルアップさせて仲間として冒険するという形なんですよね。そこがおそらく大きな違いだと思われます。そしてライダーという言葉の通り、”モンスターに乗る"、これが最初のワクワクポイントでした。これ、絶対好きな人いるでしょう! となるものですね。

かといってハンターという立場の人が出てこないわけではなく、ちゃんと出てきます。『モンスターハンター』のハンターってどういうものなのかというところはちゃんと説明してくれて、知らない人にも親切だなと思いました。

気になる人は気になる点について

主人公はポケモンと同じく無口型主人公ですね。なのでその代わりとなってしゃべってくれるキャラクターがいます。常にそのキャラクターたちが主人公に代わって会話を進めてくれているので、ボイス付きなのもあり、それが少し不自然に見えるかもしれません。ただ、主人公の心情については表情が見えるのでそこから読み取るといった印象です。冒険の中での喜びや葛藤、悲しみや必死に頑張っている姿などは推察できますね。

グラフィックも他の『モンスターハンター』のシリーズをイメージすると色味がクリアでアニメ調なのでそのシリーズのイメージしてプレイしてしまうと違和感があるかと思います。別作品として楽しむのが良い感じかもしれないですね。

あと難易度ですね。本当にサクサクと進められます。手応えのあるものを期待するとあっさりだなと感じるかもしれません。その分、ストーリーに集中できる感じです。自分の場合、レベル上げの間にストーリーを「あれ何をしていたんだっけ?」と忘れてしまうなんてこともわりとあるので、さほどレベル上げをせずともストーリーをどんどん進められたので快適でした。

ボリュームはどうかというと、サブクエスト的な要素はもちろんあります。絶対にしないといけないほどでもなく、中にはゲームの進め方を知ることができるものもあってそこも優しい要素でしたね。

そんなわけで、『モンスターハンターストーリーズ2〜破滅の翼〜』は初心者に優しいRPGだなと思った話でした。

ここまで読んで下さりありがとうございました。




この記事が参加している募集

#全力で推したいゲーム

13,714件

#ゲーム初心者におすすめ

151件

いただきましたサポートは、大切に資料費などに使わせていただきます。