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ルーヴルとの再会

大学の卒業旅行、英語もままならなかったけど、弾丸で3週間位ヨーロッパに滞在した。

とにかく寒かった記憶しかないが、ルーヴルは素晴らしかった

美術館の規模に圧倒され、当時の自分は「いつか、もっとゆっくり回りたいな」なんて思ったけど、ここまで夢叶わず、34歳になったが、近所の美術館にルーヴル展が来ていたので足を運ぶことにした。朝9時から訪れたが大入りで、日本人はパリが大好きだ。

愛をテーマにした美術展

普遍的な「愛」というテーマでルーヴル美術館の作品を切り出し、期間限定で行われている展示は、コンセプトがはっきりしているだけあって、作品群も見やすかった。

当時のルーヴルの空気感を思い出すことは出来なかったけど、小旅行気分で良い展示であった。

「愛」という普遍的なテーマに多くの人が惹きつけられるのはなぜなのだろうか。展示では古代神話から始まり、上流階級から一般庶民までの「愛」の変遷、また、愛の形も自己中心的な愛から、家族愛、多様化する愛など多くの愛が描かれていた。

自然発生的な愛から、愛が手段になったり、目的になったり、本能で抑えきれないものであったり、打算的なものであったり、描かれている「愛」は個別性が高く、ここまで発出の仕方が異なる題材も珍しい気がする。

「愛は技術」とはよくいったものだが、バランスが難しく、容量・用法を間違えると間違った方向にもいく劇薬のようなもので、それでも「愛」があるからこそ人間でいられるわけで、誰しもに共通する壮大なテーマだからこそ、大型展示となるのだろう。

今週は15年以上追いかけているMIYAVIの20周年ライブだった。

初ゴリラホール@大阪

自分の愛すべき対象の一つとして間違いない。やっぱり好きだなあと思うし、勇気をもらった。昨今の推し文化も愛が関係しているのだろうか。新しい愛の形だと思うと、未来の人間は、この文化をどう描くだろうか。

この夏の宿題として自分の「欲望」特定に躍起になっていたが「探求」が一つのテーマとして浮かび上がってきた。愛も含めて、自分の興味の対象は徹底して探求していきたい。

昨年は生活を立て直して、生活を見直すのに精一杯だった。大分、立て直せてきた感覚がある。昨年から1年間で大分、進歩を感じる。

縁があって、任天堂のDNAにも触れることが出来、十分エネルギーをチャージできた夏だった。まだまだ暑い日が続くが、毎年、夏が終わるとあっという間に年末である。

いつか宿泊もしてみたい。

気合を入れ直し、良い形で2023年を終えたい。

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