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【週末雑記#38】秋の始まり

毎朝走っていると季節の変化を日に日に体感するが、台風が過ぎ去って一気に秋が来た。布団を出したり、長袖を出したり、対応に追われるが、冬の訪れと違って、過ごしやすくなり、フットワークも軽くなる秋の到来に、気持ちも軽くなる。少し痛めていた足も治ってきた。10月は少し遠出も計画しながら、京都マラソンの当選を待ちたい。

シルバーウィークもイベントに事欠かず過ごすことが出来た。合間の3日あった平日もGWのとき同様、今回もメリハリつけて働けたこともあり、案外、休みたいだけではない自分にも気づく。我ながら真面目で、この行動特性は幼少期に決定付けられているように思う。端的に言えば休むのが下手なのだ。休みだからこそ、普段足を伸ばせない場所に行き、コンテンツを味わい尽くす。これがやりたくて、京都に移住したのだ。まだまだ、行きたい場所も見たい景色もあるので、年末まで忙しくなりそうだ。

休み中に京都街歩きをしていたら「酢屋」に出くわした。

坂本龍馬縁の場所で、300年前と同じ場所、同じ商売をしながら、京都の街に存在し続けている。京都検定で酢屋の存在を知ったが、こんな歴史的に重要な場所が普通に町中にあって、みんなの日常に溶け込んでいる事実が可笑しくなってくる。

中に入ってみて、当時と同じ天井で、150年前に想いを馳せてみたが、ふと、150年も同じ商売を続けるってどういうことなんだろう?と考えさせられる。自分は10年として同じ仕事を続けることすら出来ていない。ただ、お店も150年前とは違った形で経営されていて、平成に入ってから新しい取り組みを色々されているようで、今後も歴史から学びつつ、新しい形で坂本龍馬のことを伝えていくのだろう。自分は、何を今後仕掛けていくんだろう?そもそも、ビジネスマンとして生き残れるのだろうか?

そんな生き残りを欠けて、引き続き京都で学ぶ日が続くが、今週も図書館で面白い本を見つけた。

Amazonレビューも一切存在していない本であるが、京都で始まったとされる物事が列挙されている一冊で、古都としてのイメージが強い街だが、進取の精神があり、伝統を重んじているばかりでもないことがよくわかる。実は新しいビジネスにも寛容なんじゃないか?と街を歩いていても思うことが多い。

ちょうど昨年に購入し、再び読み直しているが、京都に住んでいると良い頭のトレーニングの題材がそこらかしこにあるので、良い習慣にしつつ、年末まで元気に過ごそう。

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