痛み・快・モチベーションの関連性(学習内容の言語化#33)
個人の目標達成をサポートする名医を目指している おおやしき です。こんにちは。
今日は痛みと快とモチベーションは関連している、ということについてお伝えします。
このことは、「BRAIN DRIVEN」という本に書かれています。
辛いラーメンが病みつきになってやめられなくなる、というようなことがあります。
相当に辛いと口の中が痛くなるほどの刺激を感じますが、同時にそのラーメンはおいしいという快楽も得ています。
そして物理的な痛みの信号には実際の危険がない、ということを脳が学習すると、その刺激に慣れてきます。
さらに、痛みを感じる際に、それを和らげようとする化学物質が放出され、快楽性が高まり、余計に辛いラーメンにハマってしまうわけです。
いわゆる「ランナーズハイ」と呼ばれる現象もこれに近いと考えられます。(DVをするパートナーから離れられない、なども…。)
このように痛みと快とモチベーションは関連しあっています。
何か目標を達成しようと努力しているとき、苦しい状況、精神的な苦痛を伴うことがあります。
そのような苦しい状況に耐えて、ポジティブな結果や快が得られる経験をしていくと、苦しい状況に直面した時でも、その先にある達成へと向かうモチベーションにつなげることができるようになります。
注意点としては自分を追い込むのは良いが、他人を追い込まないようにすること、自分を追い込みすぎると心身の不調を招いてしまいかねないので、自己コントロールを働かせることです。
バランスを取るのが難しいのですが、結果が出ない期間が長く続いているときは、少しだけ自分を追い込んで、苦痛を味わいながらも前進していくチャレンジをしてみることがおすすめです。