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石徹白(いとしろ)Life930日目2020年7月5日(日)【大活躍!!ぎふの田舎応援隊がやってきました!!】

「排水路の泥上げで田んぼの周りをスッキリさせよう!」ということで、開催しました!!奇蹟的です!ありがとうございました!!

1.コロナ禍の事業やイベント準備運営

石徹白地区地域づくり協議会と
ぎふの田舎へ行こう推進協議会の共催事業です。

応援隊の企画は毎年、岐阜県内各地で現地受入団体と共に運営されています。
昨年は開催数が1.5倍に伸びて、ますます県内が活発になる。

そんな期待がありました。

が。
しかし、コロナ禍でズッコケまして。
ことごとく、延期や中止となっていきました。

ボランティア募集とはいえ、準備したり場を整えることについては、
事業の一環です。
言い訳は通用しませんし、楽しいだけでなく、安全に、
お互いに尊重し合える関わりを創っていきたいと思っています。

石徹白地区内をはじめ、ぎふの田舎へ行こう推進協議会および岐阜県農政部など、
関係者や地域住民が水面下で様々な対策や何度も対話を重ねて準備してきました。

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※作業内容の説明時もソーシャルディスタンス
参加者は岐阜県民限定。
人数を10名までとする。
感染拡大防止ガイドラインを共有。
事前受付だけでなく、当日の流れも三密を避ける。
道具の貸し借りや誤用を防ぐため、最初にガムテープで使用者の名前を書く。
昼食についても、弁当を屋外で食べられるようにしたり、
かなり面倒ではありますが、現状で最大限の準備をしました。

そうしてようやく7月から開催という運びになりました。
はーーー、何事も当たり前では無かったということでしょう。

2.石徹白地区の天気予報は3ヶ所を総合判断

その後、九州南部豪雨水害へとつながる梅雨前線の活発化。
長雨が続く。続く。続く。

他地域で口火を切る予定が、雨天延期。
私達も7月4日に企画していましたが、雨天延期。

天気予報だけでなく、天気図、気温、高層天気図、風向風力など、
様々な気象情報を見て、シミュレーションをして当日を迎えました。

ちなみに石徹白地区は岐阜県郡上市ですが、
昭和33年までは福井県だった村です。

ここで生まれ育った方によれば天気予報は、
3ヶ所を総合して予測するとのこと。
最後は自分の判断ということ。

とりあえず郡上市といっても石徹白は市役所本庁のある郡上八幡から55km離れています。
もともと福井県だったということで、石徹白は九頭竜川の源流であり、日本海側です。
ですから、2つ目は福井県大野市の天候を確認。
そして、人によって違いはありますが、世界遺産 白川郷の天候を確認。

地図)石徹白地区の位置(岐阜県郡上市)


石徹白地区から見れば、
この3ヶ所がだいたい1時間~1時間半ぐらいのトライアングルを形成しています。

結局のところ、人は小さな生き物であることはかわりなく。
人の都合ではなく、御天道さまに寄り添っていくのみであると再認識しました。

3.石徹白地区での応援隊が2020年度、初開催!

事務局の松原さんと何度も連絡をとりあいながら、
おかげさまで2020年度、「ぎふの田舎応援隊」初開催となりました。

200704チラシ)いなか応援隊ー石徹白ー泥上げ

今回の目的は募集要項に書いてあるとおり。

「田んぼの排水路(溝・明渠・暗渠)の周辺に草が伸びたり、
泥がたまると、畔が崩れたり、排水の障害になります。

地域住民と参加者が協力して、排水路からの泥上げや溜まった草などを取り除きます。
スッキリ!とワクワクする田んぼの風景を一緒に創りましょう!

田畑の利活用だけでなく、その周辺にある設備の維持管理が長い目で見ると、
継続的な営農や意欲の向上、担い手が取り組みやすい環境醸成、
集落の景観維持などにつながります。

詳細は

イベントページ>>> https://www.facebook.com/events/263914764822965/


チラシ>>> https://gifu-inaka.pref.gifu.lg.jp/material/files/group/4/55823.pdf



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4.当日の様子(午前中)

・・・ということで。

前置きだけで、かなり長くなってしまいましたが。

とにかく皆さんのおかげで、10代~70代までのみなさんが集合。
朝8時45分から午後15時ごろまで汗を流してくださいました。
ありがとうございます!!

受付時には、事前配布の「体調管理セルフチェックシート」を回収。
三密の回避に配慮しながら、現場へ移動しました。

最初に石徹白地区住民で、地域起こし協力隊の1人であり、
有機農家でもある、
@田中宏尚さんから作業内容や注意事項の説明。

それぞれの道具に印をつけて、間隔をあけて動きます。

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前日も雨で足元がぬかるんでいたり、
草が覆っているので、どこからどこまでが溝なのか解らないほどの状況。

これが75mほどあります。

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まあ半分ぐらいできれば充分だと募集時は思っていたのですが、
みなさんのやる気がMax!

すごい勢いで、みるみるうちに溝が見えてきました。
ああ、溝だったんだということが分かるようになってきました。

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適宜、休憩を挟みつつ午前中には、なんと全てが開通!!

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すごい!!嬉しい!!ありがとうございます!!

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ではもう一本、別の場所に行きますか?と言ったら、
みなさん苦笑していました。。。

まだまだ手が届かない場所がありますが一気には解決しません。
まあ、ぼちぼちと。

おまけで溝の周囲にはびこっていた草も集めて
堆肥化する場所へ運搬。

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これは、いずれ農地へ循環する予定です。

5.当日の様子(午後)

昼食は石徹白地区内で唯一のカフェ&居酒屋「Magoemon」の特製弁当。
特別に貸していただいた敷地にタープを張って、
ソーシャルディスタンスを保って食べました。

今回のお土産は田中さんが育てた「黒米」でした。
みなさんに喜んでいただき嬉しかったです。

午後はオプションツアーで、
大豆の補植作業へ数人とご一緒。

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雑草たちに包まれた大豆たちの姿に感動の声があがりました。

6.参加者アンケートの結果

最後のアンケート記入の際も、ボールペンを使いまわすことなく実施するなど、
細部まで気遣いが必要なwithコロナ時代の事業でした。

参加された方の全員が

「想像以上に充実した時間を過ごせて、とても良かった」または「参加して良かった」ということで、

作業量や内容もちょうど良かったようで、好評でした。

農に関わる内容で、排水路を掃除するというのは異色の企画かもしれません。
しかし、やってみればその重要性を私も感じることができました。

耕作放棄地だけでなく、手つかずになっていく溝もあちこちにあります。

石徹白地区は移住者が増えているとはいえ、
全体としては人口減少、過疎、高齢化の流れであることにかわりなく。

こうした企画を通して、石徹白の現状や新しい姿。
そして関わりを産み続けることをしていきたいと思います。

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参加された皆さんから、

「若い人たちが次世代へ土地、文化をつないでいく姿に感動した。」

「頑張っている人を応援したい。」

そんな言葉をかけていただき、実際に足を運んで応援してくださったことに

とても感激しました。

「人里離れていて、とても良いところでした。
水もきれいで魅力的です。」

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とか、

「景観が素晴らしい」

「自然の豊かさ、人の温かさ」などなど。

お1人ずつ何かしらを見て触れて感じてくださったこと。

これからのご縁につなげていきたいと思います。

あらためて、ありがとうございました。

7.ぎふの田舎応援隊について

また秋9月~11月に「ぎふの田舎応援隊@石徹白」を募集しますので、

ご興味関心ある方は、応援隊に事前登録をされてください。

ぜひ一緒に働きましょう。遊びましょう。

下記のページにてご確認ください。
https://gifu-inaka.pref.gifu.lg.jp/ouentai/index.html


8.ぎふの田舎応援隊news 


当日の様子を写真などでご覧いただくこともできます。

https://www.facebook.com/gifuinaka/posts/2734341776799483

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※おやつに食べた笹巻き。
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9.ぎふの田舎応援隊のお申し込み・お問い合わせ先

「ぎふの田舎へいこう!」推進協議会

電話 0575-87-0128(平日9時~17時)

メール gifuina@gmail.com

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10.マスコミ掲載★2020年7月15日【ぎふの田舎応援隊@石徹白地区の活動が新聞記事に!】

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石徹白地区 公式ホームページ  http://itoshiro.net/
いとしろアウトドアビレッジ http://outdoor.itoshiro.net/

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よろしければ、ご志縁・サポートお願いいたします!いただいたお気持ちは今後の活動に使わせていただきます。