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韓国大学院生活の振り返り:『大学院生活』『就職活動』

お久しぶりです。
長らくnoteの方を更新ができていない状態でしたが、少しずつこれから更新を増やしていきたいと思っています。


今回は、「大学院での生活」や「卒業後の進路」についての質問があったので、このトピックについて書いていきたいと思います。


○大学院での生活

コロナ禍ということもあり、私は2020年の春学期から2021年の秋学期の丸々二年間オンラインで授業を受けました。他のGSIS系列では、対面での授業を再開した大学院もありましたが、延世GSISはずっとOnlineクラスでした。研究科のオフィスの方からは、何度か「対面形式で授業をします」と長期休暇中にアナウンスがありましたが、コロナ感染者が少しでも増えると「オンラインに変更します」とアナウンスが再度流されました(汗)。なので、結構不祥事が起こらないようにリスクマネージメントをする印象が母校にはあります。

交友関係に関しては、ずっとOnlineだった背景があり、Offlineでクラスメイトと出会う機会はほとんどなかったため交友の幅を広げることがあまりできませんでした。。。

特に、日本人学生が学期によっては私一人ということもあり、他の日本人学生を通して人のつながりの幅を広げるようこともできませんでした。
ただ、日本語を勉強したい学生や、日本に留学していた学生も研究科にはいたので、彼ら/彼女らと友達になることはできました。そして、最近だとGSAと呼ばれる生徒会にあたる団体が学生交流イベントを開催しているので、私がいた時よりもいろんな学生と出会うことができるようになってます。

大学院生活にとって欠かすことのできない勉強(研究)ですが。。。とても大変でした。私自身そこまで英語が得意ではなかったこともあり、課題文献を読むのに時間がかかり、授業の予習で半日使うこともザラにありました。(イメージとしては論文を予習として3〜4枚読み込みます)他のGSISは分かりませんが、延世GSISは一授業が3時間あります。なので、予習と授業で1日潰れます。

これに加えて、毎週いずれかの授業でプレゼンテーション+授業課題があるので、週末と寝る時間が潰れます。ただし、取るクラスによって忙しさが異なるので、そこはシラバスを読みながら、卒業までにどのコースのどの授業を学ぶのか、そしてそれをどの学期に履修するのかなどなど、先々のことを見据えて戦略的に時間割を組んでいくことが大切です。

二年間大学院で学んだ経験から、一学期に履修するコースは4つが丁度良い量だと思います。私自身一学期に5つの授業を履修したことがありましたが、三ヶ月間で休日を1日にしか取れない生活をしました。クラスメイトも一学期に5つの授業を履修するのはクレイジーと言っていました(笑)。また、5つの授業を履修するとエネルギーが分散することになるため、高いGPAを取るのが難しくなります。なので、ある程度負荷をコントロールできる4コースだけ履修するのがおすすめです。

*PICとITFMでは中間試験や期末試験の内容が異なります。(私はPICを専攻していました。学期末になると教授から”あなたのアイディアは理論的に何が新しい?”と問い詰められながらレポートを書いていました。。。ITFMだとチームプロジェクトや期末試験が多いそうです。)

長期休暇の間は、友達とちょっと旅行に行ったり、週5ペースで居酒屋でマッコリを飲んで遊んだりしていました。ただ、二学期目後の長期休暇からは、少しずつ就活モードに切り替えていきました。大学院ではインターンがたくさん紹介されているので、そこに応募して見るのもありかもしれません。ただし、韓国語能力を求められることがほとんどなので、ビジネスレベルの韓国語力を持っているとインターン先、またはその後韓国での就職を考えているのであれば、韓国語力があったことに越したことはありません。キャリアセンターの情報を見れば、各業界トップの企業の求人情報が載っているので、さすが延世だと感じました。
延世GSISで学んだ学生は、国際機関も含め、どこかしらの有名企業に就職しています。(自分で会社を作った人もいます。)



○就職活動

結論からいうと、私は卒業後、某外資コンサルに就職します。
大学院に進学した時は、卒業後国際機関で働きたいと思っていましたが、紆余曲折があり、まず私自身に足りないものを補うためにコンサルに行くことを決めました。(なぜコンサルに行くことになったのかは、また別の機会に書きたいと思います。)

おそらく、多くの方が気になるのは、どのように就職活動を進めていったのかだと思います。私が内定をもらったのは、王道の「ボストンキャリアフォーラム」でした。

ただ、そこに至るまでに、”マッチャー”や”iroots”、”Onecareer”等を使って、企業情報やOB・OG訪問をしてしっかりと情報収集をしました。そして、iroots のイベントを通して知り合いになった友人(本当に、Fumiyaには感謝)や、OB・OGの方に面接のFBをもらい、自分自身のアイディアや言葉を洗練していきました。

日本で就職したいと思っている新卒の学生のほとんどは、就職活動をどのように進めればいのか分からないや、情報格差に苦しむことになります。なので、できる限り海外大生のイベントに参加して、横のつながりを広めることが大切だと、感じました。


現在、コンサルに入社するまでにまだ時間があるので、日本人海外大生+海外大外国籍の学生の就職活動を支援する会社でインターンとして働いています。その会社では、企業の紹介やコンサルの面接対策等も行っているので、もし興味がある方がいれば、『FAST OFFER』で検索してみてください!


少し長くなりましたが、今回は『大学院での生活』と『就職活動』について軽く書いてみました。もう少しここが知りたいというご要望をいただければ、それに特化した記事を書かせていただきます!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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