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50

人生100年時代と言われるようになった。

日本は未曽有の高齢化社会に突入したけれど、僕はその言葉が好きではない。もっと自分の未来に希望をもちたかったので、「好例化社会」という造語をつくることにした。

その言葉をグーグルに入れて検索しても、そのままズバリは1例もヒットしなかったので、新しい言葉として、拙書『強さの磨き方』にも収録することにした。

新しい言葉をつくるのも、表現の自由のひとつだろう。


いまや70代、80代の先輩たちが当たり前のようにメディアに出たり、You Tubeチャンネルを始めたり、新しいチャレンジの様子を見せてくれる時代だ。正直50代なのにもう先が見えたような人もいるし、90手前なのに、若者以上のアグレッシブさで戦ってる人もいる。

「いつ生まれたか?」よりも、「どう生きてるか?」のほうが、重要だし、よっぽど「その人」のはずだけど、年齢を生かすならともかく、数字に可能性を雁字搦めに縛られるというのも、勿体ない話だと思う。

そんなわけで僕は今日50になった。

ずっと前から、50になった時の上半身の写真を撮影して公開するつもりでいた。「50になった日の自分がどんな身体なのか」記録しておきたかったからだ。

この写真を見て、笑う人もいるかもしれない。嫌悪感を抱く人もいるかもしれない。でも、もうそういう声は関係ない。しょうがない、これが今現在のリアルだから。

僕はここからスタートする。

動ける身体でいるために、動ける身体をつくるために。そして50代を最高に楽しんで駆け抜けるために。

僕が憧れる先輩たちのように、ひとりでも「こんな50代もいるんだ」と思ってもらえるように。老朽化した高齢ではなく、動ける好例になれるように。




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