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#142 音楽って良いな

今日は少し短い内容となってしまうと思いますが、皆さんに今回の内容からそれぞれに感じ取ってもらいたいなと思いました。

感じ取り方によってはとても深いものになる気がします。

イマジンという有名な曲があります。
1971年にジョン・レノンが発表した楽曲で、

この曲では、国や宗教、所有欲によって起こる対立や憎悪を無意味なものとして、曲を聴く人自身もこの曲のユートピア的な世界を思い描き、共有すれば世界は変わると訴えかける。

様々な人にカバーされ親しまれているこの曲ですが、今回紹介する2つの動画を少し見て、どんなことを感じますか?

まず、一つ目は戦争孤児であった少年が家族と共に息抜き、壮絶な人生を経験して歌ったイマジン。

そして、こちらは夢を追いかけ続けるスウェーデンの小さな街で育ったクリスさんが歌うイマジン。


同じ曲なのに全く違う印象を受けませんか?

音楽って言葉以上のことを伝えられるコミュニケーションツールでもあると僕は感じました。


昔、タモリさんがこんなことを言っていました。

かつて通った母校の卒業式に招かれたそうです。
ものすごく久しぶりに訪れた自分の母校は、当時の姿は何一つ残っていなかったそうです。

校舎は新しくなり、綺麗になっていた。
だから、本当にここは自分の母校なのかという錯覚すらあったようです。

しかし、ある瞬間に一瞬にして当時の景色が広がったそうです。

それは、「校歌」が流れた瞬間。

全てが変わってしまったけれど、校歌だけは変わっていなかった。そして、その校歌が一瞬にして当時の情景を思い浮かべさせてくれたそうです。


音楽って素晴らしいなと思いました。
スポーツもそんなふうに言葉以上の、そして結果だけではない人々の心に響く何かを伝えられるといいなと感じました。

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