#日本の英語教育を考える
国際英語論の授業(高校1年生)その2
本記事は下の記事の続きになります。
高校1年生が様々な英語変種の会話例を聞いた後に,「日本英語」があるとしたらどのような会話例になるかを考え,録画・録音した授業。その完成品をクラス全体で共有した上で,それぞれのグループや個々の学習者がどのようなことを意識したのかを少し掘ってみた。
高校生の考える,日本英語の発話まずやはり注目が集まりがちだったのが「発音」である。
「カタカナ英語」というキーワー
国際英語論の授業(高校1年生)
先日ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎氏のプリンストン大学での会見を観て,「これはちょっといい教材になるかも」ということで高校1年生相手に「国際英語論」を扱ってみることに。
流れとしては,(1)「アメリカ英語」「イギリス英語」以外の英語変種の存在とその特徴を(ざっくりとでも)掴んだ上で,(2)それぞれの変種を英語として認める態度を持ち,(3)「日本英語」というものがあるとしたらどんなものかを考え