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Weekly自分_220801-220807_ストップ & ゴー

はじめに

このnoteの無料部分では、僕が日々なんとなくやっている『糸井重里さんの「今日のダーリン」を読んだ感想文』が見れます。
また、有料部分は僕個人のWeeklyになっていて、普段から色々な場所に行ったりして感じたことが書いてあったりします。

今週の雑感

いやーしっかりと流行り病に罹っていました。
今はもうすっかり許可をいただいて外を大手を振って歩いているのですが、なかなかギリギリのタイミングだったなと思います。
間一髪のところで諸々の予定をキャンセルせず済みました。
ヒュー!危なかったぜ!!

今週の「今日のダーリン」を読んで

8月1日

『セミの脱皮シーンの動画を見た糸井重里さんの娘の娘さんの感想は「ちょっとこわい」』
『糸井重里さんにとってセミの羽化は、少年時代からのひとつの「価値」』
『野生動物は「商品」でない価値として「野生」しておりそれが得も言われぬ魅力』
という言葉を拾いました。

野生動物を目撃することを「ただただ価値が目の前に出現する」と言語化したのは本当に鮮やかでさすがだ!と思っていまいました。

都市での生活に慣れれば慣れるほど「取引」という形でのやりとりが多いことに気づかされます。
徒歩以外の移動はもちろん、コンビニで何かを買うときもそうだし、自分が会社で働いて賃金を得ることも取引です。
僕たちの家の外にあるもので「勝手に持っていっていいもの」というものは実はあまり多くないことが、いかに世の中を取引だらけにさせているかを表しているように感じます。

そして、僕たちの視界に入ってくるものには大体「価値」というものがあって、それを今自分が持っている「価値」と交換するかしないかを選択し続けるような生活をしているようにも思います。

そう考えてみると、公園で飛んでいる鳥や蝶々みたいなものは価値交換の基準が少しよくわからない特異点のような存在なのかもしれませんね。

8月2日

『どうも、量をこなすための合理的な行為というものは、よく考えるとかえって不合理なことにさえ思える。もしかしたら、人は、急いだ分だけ幸せを減らしているのではないか』
『糸井重里さんは、会って話した時間がそのまま流れるほうが「場」の共有ができる気がする』
『急いだ結果、余った時間をどうするのか』
という言葉を拾いました。

コロナが流行ってから会社がリモートワークになり、色々と時間に余裕ができたことを理由に、午前中に図書館に行って本を読む日常を過ごすようになりはや1年と半分くらいです。

この1年半は本当に充実していて、そもそも本というものを全く読まなかった僕がなんだかんだ 本を読む という行為に何かしらのモチベーションを持てるようになったのでした。

今では 本を読むことはいいぞ! と他の人にもオススメできるくらいに読書が好きになりました。

読書方法も移り変わってきていて、昔はポッドキャストを聞きながら読書をしていたのですが最近は図書館にいる時は読書だけをしっかり楽しむ、みたいなスタイルに変わってきています。

マルチタスクももちろん良いのかもしれませんが、尊いと思うものには真正面から向き合ってあげた方がいいのかなぁと思います。

8月3日

『暑い日が多いと果物がおいしいって説があり、スイカも桃も、今年は当りばっかり』
『このところ、「失敗に飛びこもう」と、よく言う』
『ぼくはそしてぼくらは、失敗しながら元気で進む』
という言葉を拾いました。

僕たちはいつから失敗することを怖がるようになってしまったのでしょうか?

小学生の時はあんまり失敗しても大したことなかったような気もするので、もしかすると中学生くらいから少しづつ失敗みたいなものが怖くなってくるのかもしれません。
もしかすると思春期みたいなものと失敗を怖がるようになることには何か関係があるかもしれないなぁと思ったりしました。
たしかに、受験とかテストみたいな努力や能力が可視化されて比較されるようになるのも中学生くらいからですもんね。

最近、失敗にも何個か種類があるように思っていて、「取り返しがつく / つかない」「影響が自分だけ / 他の人にも及ぶ」「努力でなんとかなる / 運の要素が強い」みたいな3軸で分類してみるともしかすると失敗みたいなものの正体がわかって、これくらいの失敗ならしてみてもいいかなぁ、とか思えるようになったりするのかな?と思ったりしました。

みなさんの失敗観、よかったら教えてくださいね。

8月4日

『前橋BOOK FESは「本で集まろう」というイベント』
『家にある本、資料として買った本、勉強のための本を「持って帰ってください」がおおもとの考え』
『BOOKとROCKは、かたちが似てる』
という言葉を拾いました。

前橋、たまたまこないだ行ったところだったので不思議な縁を感じてしまいました。

前橋は車があるとたぶん色々便利だけど、ないならないでギリギリなんとかなるかもしれないくらいの規模の街でした。
街の中心を川が流れていて、もしかすると昔は城下町だったのかもなぁといった感じの道だったり区画割だったりしています。

僕はとある企画のリサーチのために前橋に行ったのですが、そこで短い時間でしたが色々な人や場所をご紹介してくださったりして本当に実りの多い1日になりました。
最近は若い人がどんどん出ていってしまったり、どちらかというとお隣の高崎の方に集まってしまったりしているみたいですが、だからこそ「このままじゃいかん!」と思っている人もいたりして本当にこれからが楽しみな街だなぁと思ったりしています。

歴史がある街でそれこそ過去の結晶のような本というものを扱うイベントをする、さすが目の付け所がシャープだなぁと思います。

8月5日

『いまの時代、大きな都市が生み出すものに、希望やら期待を感じにくくなっている』
『対抗したり追従したりではなく「往来する」という発想』
『「広々している」だとか「星がよく見える」だとか、「川がきれい」だとかに順位をつけてもしょうがない』
『「一週間暮らしてごらん。いいとこだよ」というコンセプトで、地方の「いい」をつくる。その時間の長さに、ヒントがあるような気がしてる』
『親しくなって「いい」が見える。そんな観光の予感がある』
という言葉を拾いました。

僕は仕事柄いろいろな土地に行き、現地の人と話したりしながら作業をしたりする機会があるのですが、これがまた本当に楽しいです。

僕はその土地の人たちからしたら完全によそ者で、放っておくと何も分からずに不文律を犯してしまう可能性もあるような存在です。
そんなよそ者を最初は監視しつつ、徐々によそ者の人となりがわかってきて、最後には半分くらいはその土地の人間のような振る舞いを許してくれる、そんな段階を踏むのが本当に楽しいです。

きっかけを掴むまでは忍耐で、謙虚さと誠実さと良い機嫌で仲良くなり、どれだけ仲良くなってきても平静さと正確さは失わないようにする。
そんなことが大切なのかなと思います。

ハロルド・ニコルソンの『外交』という本の一節から言葉をお借りしてみました。

8月6日

『25年、ずっと「ほぼ日」の仕事をやってきてますが「まだ、飽きたことはない」』
『「商いは飽きないともうしまして」』
『じぶんが飽きてることを、人がおもしろがるわけはない』
『飽きないための技術のひとつが、「書き留める」こと』
という言葉を拾いました。

僕もすごく飽き性です。
自分の性格を「爆速でハマって爆速で飽きる」と形容しているのですが、誰も知らないことを「面白い!」と言い始めて、さんざん言いふらした後は気が済んでしまって自分の中でのブームが終わるみたいなことが一連の流れみたいになっています。

とはいえ、すべてのことに飽きるのか?というとそんなこともなくて、この「ほぼ日」の感想noteもなんだかんだ遅れがあったりもしつつかれこれ400日くらい継続できています。

今回のエッセイに「じぶんが飽きていることを、人がおもしろがるわけはない」という言葉がありましたがまさしくそうだと思っています。
まずは自分が楽しくやれることしか人は魅力的に思わないと思います。

8月7日

『人って、「できること」と「できないこと」の区別をまちがっていたりするもの』
『じぶんで決められない問題はまずは「できないこと」だと思ったほうがいい』
『じぶんに決定権がないことは、他者の考えに影響を与えるべく努力するのが精一杯』
『いまの世の中「じぶんで決められないこと」に、ちょっとがんばり過ぎなんじゃないか』
『人が「鏡」を見ながら生きている時代、なのかもしれない』
という言葉を拾いました。

今の世の中は他者と比べることがすごく簡単にできるようになった気がします。
比較が簡単になるという事には一長一短があるように思っていて、「じゃあもう少し頑張ろう」と思えることはとてもいいことなのですが「なんて自分はダメなんだ」とも思ってしまうきっかけになってしまうように思います。

もともと特別なナンバーワンという言葉が流行ったりしたのも、今となってはかなり昔の話だったりしていますし、SNSが流行ったことでさらに他者との比較が楽になったりしていて、技術の進歩はなかなかに僕たちの心身の健康に良い方向に進歩しないものなのかもしれませんね。

あくまで一般人が利用できる情報技術の範囲で、という話なのかもしれませんが。

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