オカダタクヤ

いまと未来の子どもたちが自由に生きられる社会をつくるプロジェクト「soeru」を立ち上…

オカダタクヤ

いまと未来の子どもたちが自由に生きられる社会をつくるプロジェクト「soeru」を立ち上げ、運営しています。 人文知をヒントにオルタナティブな視点でものごとを考えることがテーマ。これからの社会を構想し実装する株式会社spectrum共同代表

マガジン

  • カンジョーキショウ

    平日に更新する写真とエッセイのマガジンです。「いまここ」から遠く離れてみることや、「いまとは別のかたち」を想像してみたいと思っています。

最近の記事

「いつか」の再会を願う魔法

毎年3月にシェアしているエッセイがある。山梨県韮崎市のローカルメディア「にらレバ」用に、5年前に書いたもので、3月という「一区切り」に対して思うことを綴ったものだ。 「いつか」を楽しみにできる場所への期待 というタイトルで、特に中盤以降は、ローカルメディア的文脈から離れて、当時考えていた生きる構えを文章にした。自分にとっても大切なエッセイとなっていて、毎年この季節に読んでほしいと思って、過去記事をシェアする習慣がないくせに、これだけは、読んで欲しい!という念を込めてシェア

    • 大事なことはみんな知っているのになぜ解決しないのかについて、3つの観点から1つのサービスを作った話

      いまと未来の子どもたちが自由に生きられる社会をつくるプロジェクト「soeru」の中で、and books issuesという取り組みを始めました。このnoteは、どういう思いでand books issuesというものを構想しスタートしたのかをまとめたいと思っています。そもそもなぜ起業して、なぜsoeruを立ち上げたのかということも書きたいので、それはまた別のnoteで。今回はあくまで、and books issuesの話をします。 最初に少しだけどういうものなのかを説明し

      • (無題 untitled)#230802

        良かった。何がって?2回目が更新できたこと。 習慣化のためには25日続ける必要があるという話を聞いたことがある。このnoteは数日に1回くらい更新を目指しているので、なんとなく頭の中にある「更新しないと〜」が消え去る前に更新するということができれば良しとしよう。 今回は、無題 untitledの2回目をお送りします。テーマは、光と緑です。 おしまい。

        • 良いと悪いの間で:答えを保留し、探求する

          「ナチスは良いこともした」という言説は日本(のネット空間)で特に多いという話を聞いた。そして朝日新聞の【差別意図しない「不安」にどう応える トランスジェンダーの日常とは】の記事を読んだ。この記事内ではトランスジェンダーへの<女性の不安>を煽っているのが自民党内の保守系議員・保守的論者であることが指摘されていて良い。 記事内の松岡宗嗣さんのコメントにあるように、問題は「不安や対立をあおっている人たち」であることは間違いない。ありもしない問題をことさら問題だといって不安を煽って

        「いつか」の再会を願う魔法

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        • カンジョーキショウ
          1本

        記事

          (無題 untitled)#230723

          美術作品などでしばしば見られる「無題」というタイトルの作品が好きだ。実際は、タイトルがつけられていないという事実から、便宜的になんとか扱い易いように「無題」とすることも多いと聞くけれど、タイトルから意味を推測させまいとか、ときに作品以上に雄弁に語ってしまうタイトルというものを遠ざけたいという意思も感じて、好感が持てる。 でもまぁ、noteは見てもらうためにもちゃんとタイトルを記した方が良いのはわかっているんだけど、なんだかイマイチ決めきれないし、何よりアップしたいのは写真だ

          (無題 untitled)#230723

          情報があふれる時代の「ブランド」ってなんだろう?答えがない問いだから、誰かと一緒におしゃべりしながら話す場を作ったよ #ブランドにまつわるエトセトラ

          前回のnote更新から半年・・・。今回は何やら告知があるのだという。なんでもブランドに関する新しい取り組みらしいのだがその内容とは・・・? — ご無沙汰しています。急に呼ばれたのでびっくりしました(笑) 前回から半年くらい経ってますからね。今日は気合が入ってるんですよ。 — 珍しい(笑)。衆院選も終わって、その結果に沈んでるんじゃないかと思ってました。 むしろ逆ですね。これはやっぱり短期間に何かが変わるというのは無理かもしれない。ちゃんと長期的な視野をもって考えていか

          情報があふれる時代の「ブランド」ってなんだろう?答えがない問いだから、誰かと一緒におしゃべりしながら話す場を作ったよ #ブランドにまつわるエトセトラ

          FAAVOありがとうって叫びたい。忘れられない景色と、地域クラウドファンディングFAAVOが実現した3つのこと。

          この原稿は、地域クラウドファンディングサービスFAAVOが2021年6月30日をもってサービス終了するということを受け、有志が起案した「FAAVOありがとう」プロジェクトへの応援コメントとして作成したものです。今回より広く知っていただく機会にできればと思い、noteへの転載を行いました。 プロジェクトはこちらです。ぜひご覧ください。 地域と伴走してくれてありがとう。未来にバトンを繋ぐFAAVO最後の挑戦 — オカダさんに今回の文章を依頼したときに、「長文で書いていいですか

          FAAVOありがとうって叫びたい。忘れられない景色と、地域クラウドファンディングFAAVOが実現した3つのこと。

          出口がある(非)日常へ。ヤッチャの学校、始まるよ!

          「地域に通うのではなく、地域に暮らしながら学ぶ」 をカタチにしたのが、ヤッチャの学校です。 大学に通えなくて、「こんなはずじゃなかった・・・」と思っている、全国の大学生を対象に、「じゃあ、いまいるところとは違う場所で、少し日常が変化した日々の中で、学生生活を送ってみませんか?」という提案です。 地域のためとか、日本の未来のためとか、なんちゃらイノベーションとか・・・は気にしなくていいです。 こんなプログラムだし、さぞ意識高く、このプログラムを通じて自己変革するんや!っ

          出口がある(非)日常へ。ヤッチャの学校、始まるよ!

          クラウドファンディングで国内最高金額の1億3000万円が達成されたことがうれしくて。

          クラウドファンディングにおいて金額はひとつの指標でしかないし、更に言えばプロジェクトひとつの最高金額なんて大事な指標でも何でもない。けれど、2011年にクラウドファンディングというのが日本に登場してから(厳密には昔からあったものに名前がついたわけだけど)、7年経ってようやく1億3000万円を超える取り組みが出てきたことは、喜んでいいんだと思う。 幸運にも2012年からクラウドファンディングに関わっている。当時は「100万円を達成するのも奇跡」と言われていた。200万円は無理

          クラウドファンディングで国内最高金額の1億3000万円が達成されたことがうれしくて。