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BitStar創業6年目で考えていること

BitStarも2020年7月10日で創業からとうとう6年が経ちました。
今年はたまたま社員総会と創業日が被っていて驚きました笑

写真ははじめてオンラインでおこなった社員総会の様子です。
社員総会では、全社方針、戦略、目標、スローガンなどの発表からスタートして、各事業責任者の発表、表彰、バリュートークというトークセッション、懇親会というコンテンツでした。

会自体は人事総務のメンバーの頑張りでオンラインでもできることはわかりましたが(本当にお疲れ様)、個人的にはオフラインの一体感が好きなのでまた次の半期のタイミングでは皆とリアルな場で集まれたらなと思いました。

さて前回、創業から5年と5年半が経ったときにもnoteを書きましたが、6年が経った今何を思っているのか、その一部を書いてみます。

「BitStar創業5年で思うこと」(2019年7月)
https://note.com/takuwatanabe/n/nd835717aa38e

「新年の抱負「転」~コンテンツに向き合う2020年~」(2020年1月)
https://note.com/takuwatanabe/n/nd29851f2ce9d

年始のnoteにも記載したとおり、今年の抱負を「転」としましたが、7月10日に開催された社員総会で発表した今期の意気込みも同じく「転」としました。この半年はコロナという想定外の大きな障壁もありましたが、業界で最もクリエイターやお客様に選ばれるために様々な仕込みをしていき、ようやく攻めに「転」じることができるようになってきたと考えています。

攻めに転じるうえで注力してきたのが、心強い仲間づくり、プロダクションのあり方を考え抜くこと、コンテンツ力の向上、そして資本業務提携/資金調達の4つでした。

心強い仲間づくり

僕は会社を立ち上げて以来、ずっと焦りを感じていました。

BitStarはまず業界に先駆けてクリエイターの方々にタイアップを提供するプラットフォームを立ち上げ、その後、クリエイタープロダクション、YouTubeに特化したコンテンツスタジオ、VTuber事業など、さまざまな事業を展開してきました。それは、クリエイターに常に選ばれ続けるため、我々が提供できる価値を増やしていかないといけないと考えていたためです。一見遠そうに見えることでも、数年後の未来を見据えて仕込み続けることが重要だと思っています。

そのため、常に新しいビジネスを立ち上げては心強い仲間をつくる、ということを繰り返してきました。これまでは事業先行で責任者の数が不足しがちだったのですが、今では各事業に頼れる責任者、ミドルマネジメントがおり、各種のプロフェッショナルチームも少しずつ強化されてきました。

プロフェッショナルチームとは、例えばプロダクション事業においては、イベントチーム、物販/EC/D2Cチーム、コンテンツの制作/分析チーム、スカウトチーム、マスメディア向けのキャスティングチーム、広報、法務などのことで、クリエイターマネージャーだけではなくこれらチームとタッグを組んでサポートしていく取り組みもクリエイターの方々に非常に好評です。

そして、僕が考える心強い仲間づくりとは、何も社内だけではありません。

まだ言えないことも多いのですが、外部の方々と提携してより大きな価値を皆さんに提供していくために、この半年間で仕込んできたことがたくさんあります。少しずつお伝えできたらと思っています。

BitStarは極めてオープンマインドな会社で、基本的にはあらゆるプロダクション、広告代理店、その他さまざまな会社と協力関係を結びながら大きくなってきました。

外部の会社と良い関係を築き、一緒に事業開発していく力も私たちの強みであり特徴かもしれません。

今後求められるプロダクションのあり方とは

昨今、プロダクションの存在意義が問われるようになってきました。

BitStarは元々、無所属のYouTuberの方向けにもタイアップ広告を提供してきた会社です。そのため、無所属という選択をすること自体を否定することではないのですが、それでもやはり多くの人にとってプロダクションに所属する価値は非常に大きいと確信しています。

プロダクションの価値は、プロダクションとして頂く対価に対して、1.見合った価値が提供できているか、2.クリエイターだけでは実現できない価値をどれだけ提供できているかに尽きます。

僕は2までをやりきる必要があると考えていますが、2までをやろうとするとクリエイターがやりたいと思っていることを叶えていくだけでは不十分で、クリエイター自身が考えていなかったこと、一人では実現できないことを会社側から提案し、共に実現していけるようにならないといけないと考えています。

クリエイタープロダクション「BitStar」では、「クリエイターの未来をつくる」という考えを大事にしています。会社として先回りしてクリエイターの方々に提案していくことが私たちのあるべき姿だということを、会社全体として今まで以上にできるようにしていきたいと思っています。

BitStarでは3年前にプロダクションを立ち上げ、この1年が勝負だと思い、提供できる価値を増やしてきました。自社で営業組織も持っていれば、上記のような各種の専門チームもいるので、クリエイターのやりたいこと、将来の夢と、BitStarがやれることが合致していればクリエイターの方々にとっても所属する大きなメリットになるはずです。

そして、今年の4月には会社としてプロダクションに注力していくことをわかりやすく表現していくために、以前のプロダクション名の「E-DGE」から、クリエイタープロダクション「BitStar」(https://bitstar.tokyo/ )へと、社名とプロダクション名が一致するようにリブランディングしました。

最近ではこのような地道な改善活動が実を結び、毎月多くのクリエイターの方々に所属いただきはじめています。

BitStarというプロダクションに少しでも話を聞いてみたいというクリエイターの方は是非私にでも会社にでもご連絡ください!


コンテンツに力をいれるということ

年始の抱負を記載したnoteにもあるように、今後はコンテンツをつくれる力が会社として重要になってくると強く考えています。

1.個人の質の高いコンテンツづくりのサポート
芸能人とクリエイターの境目がなくなり、また、配信者が増え競争環境も激化してくるため、クリエイターコンテンツの企画・編集・分析において質の高いPDCAを回す体制づくりがますます重要になってきます。BitStarでもクリエイターや芸能人にかかわらず、多くの方々に視聴されるコンテンツをつくれる専門チームを設置し、さらにお互いにコラボをしていけるような仕掛けをしていくことでお互いに成長し、マーケット全体も盛り上げていくことが大事だと考えています。

2.企業と協業でのYouTubeチャンネルの運営
企業においても、クリエイターとのタイアップで単発のPRをするだけではなく、自社のYouTubeチャンネルの運営にも力をいれてファンを獲得し、中長期で資産となる動画マーケティングへのコミットが今後ますます重要になってきます。もちろん今までのようなタイアップは継続していくのが前提で、企業チャンネルとも連携するような取り組みが増えると考えています。

YouTubeチャンネルの運営においては下にも記載していますが、中長期的にはそのチャンネルからスターを生み出し、そこからさらにヒットチャンネルを輩出し、イベント・物販など他の展開にまで広げていけるようなサイクルを作っていけるとベストです。

3.BitStarが運営する自社チャンネルの運営
企業と協業したYouTubeチャンネルを運営すると同時に、BitStar自身としてもYouTubeチャンネルを作り、スターの創出やIPコンテンツを作っていく必要があると考えています。自社でヒットチャンネルをもち、そのノウハウをクリエイターへ還元し、クライアント企業ともコラボレーションできる循環を生みだすことで、関係者がwin-winになるようなエコシステムをBitStarは作っていきます。

1については既にサポートできる体制を構築しており、2についても皆さんが知っているような会社と協業してYouTubeチャンネルを運営していきます。3についてはまだオフレコな部分がありますが、既に運営がスタートしているものもあります。今後もどんどん増やしていく予定なのでお披露目できるタイミングを楽しみにしていただけたらと思います。


資本業務提携/資金調達について

BitStarは、クリエイターやコンテンツが中長期的に活躍することで、新しい産業・文化に寄与していくことを実現していきたいため、刹那的な利益を見ている会社ではありません。中長期でより大きなビジョンを実現しようとするとお金と時間がかかりますし、ビジョンの実現は自分たちだけでは不可能です。冒頭にもお伝えしましたが、常にオープンマインドで心強い仲間づくりをしていくことが重要だと思っています。

そのため、BitStarでは継続的な資金調達および資本業務提携をしていくことが大事だと考えています。もう少ししたらお披露目できますが、今動かしている資金調達でも多くの企業/個人さまが参画してくださり、BitStarが掲げるクリエイターやコンテンツの未来に賭けてくださっています。その期待に応えられるようしっかり結果を出していきます。

クリエイターの皆さんからはよく株主が増えたりすることで、縛りが出ないのか、自由度がなくなるのではないか、という質問も受けたりしますが全く問題ないです笑

皆さん応援してくださっている素晴らしい方ばかりなので、逆に後押しになるようなことしかないです。

まとめ

BitStarはこの半年、業界で最もクリエイターやお客様に選ばれるために様々な仕込みをしてきました。心強い仲間づくり、プロダクションとしての土台づくり、コンテンツ力の向上、外部の会社との資本業務提携に取り組んできましたが、引き続き更にレベルアップしていきます。ますますホットなBitStarに今期もご期待ください!


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