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新年の抱負「転」~コンテンツに向き合う2020年~

皆さん、遅くなりました明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願いします。

さて、1月第1週は社員総会もありバタバタしてまして、更新が今になってしまいましたが1月6日の営業日初日に新年の抱負を社員の前で発表したのでその内容をシェアしたいと思います(トップの写真は社員総会の写真です)。

2020年の経済情勢がどうあれ筋肉質な体制へ

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まず広い話からすると経済情勢についてです。
今年はオリンピックありますし、まだまだ景気は良いので成長できるときにどんどん成長していければと思っています。一方でオリンピック後は経済情勢が悪くなると言われております。実際、既に世界の投資家は投資を控え始めたりと兆候が出てきています。世界の経済情勢に対して国内はまだまだ事業会社をはじめ金余りの状態なのでまだまだ大丈夫だよ、という声もありますが、一般的には世界情勢が悪くなると日本も間違いなく影響があるので今よりは悪くなるかもしれないなと思っています。なのでBitStarとしてはもっと景気に左右されずに成長させて、どんなことがあっても生き残れるような利益とコストのバランスを考えた筋肉質な体制にしていかないといけないと思っています。

GAFAの存在によって意識すべき付加価値

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経済情勢の次に私たちの取り巻く環境において考えなければならないのはGAFAの存在についてです。まずGAFAはGoogle, Amazon, Facebook, Appleの4社のことを言います。この4社は言わずもがな、超巨大企業なわけですが、今後GAFAについてはますます彼らが強くなっていき彼らなしには経済活動がまわらないような時代によりなっていくと思います。

インターネットの究極形態はend to endです。プラットフォーマーと個人が直接つながり、サービス提供をしていくというまさにインターネットの理想形を彼らが実現していくわけです。そうなるとより中間業者が淘汰されていくのですが、世の中の多くの企業はGAFAに支えられている企業であるため、プラットフォーム上にいながらだんだんと厳しい立場になってくることが考えられます。

例えばインターネット広告代理店はFacebookやGoogleなどの代理店として顧客に対してサービス提供をしてきたわけですが、顧客も自社のマーケターで回し始めたりしてくる中で間に介在する会社の価値が問われてきます。

YouTubeもYouTube上でモノの売り買いができる機能のリリース、チケットの販売、ファンクラブの提供があったりで民間企業がやるサービスを網羅しはじめてきています。

インフルエンサーやコンテンツビジネスに関しては人やコンテンツなので介在価値が十分にありますが、今後私達が提供するサービスには付加価値をつける、ということを改めて大事にしていきたい。

我々が提供できる付加価値としては、周辺領域のテクノロジー、広告ビジネス、サービス業、リアルビジネス、ブランドづくり、コンテンツビジネスなどだと思っています。

今後のYouTubeのトレンドとクリエイターへのサポート

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YouTubeのトレンドにおいても今後コンテンツのリッチ化が注目されてくると考えています。逆にコンテンツに力をいれないYouTuberは衰退してくる可能性があります。コンテンツが注目される背景としては、芸能人のYouTuber化、プロコンテンツや配信者の増加による競争の激化が上げられると考えています。

やはり競争が激しくなると、YouTuberは相対的にパーソナリティで勝負することが難しくなり(差別化が難しくなり)、コンテンツがリッチ化してくることが考えられます。コンテンツのリッチ化というのはいわゆる企画、編集、分析、表現の幅を広げるためのグループ化などが挙げられます。

したがって、今後投稿本数以上に一本辺りのコンテンツ力、企画性、長尺化が進んでいくと思います。

BitStarでも3年前から企業のYouTubeチャンネルの制作を中心としたコンテンツ制作(企画、編集、分析、制作ディレクション)の実績がありますので、今期は更にクリエイターの成長を後押しできるようコンテンツに対してのサポートを注力していきたいと思います。

顧客のニーズの変化

今まではいわゆるPaidのタイアップ広告が主流でしたが、顧客や視聴者のニーズも複雑に変化しており、普通のタイアップは飽きられていく流れになると考えています。今後はコンテンツが広告化していったり、広告がコンテンツ化してくる未来が考えられます。YouTubeでのマンガ広告や年末に話題になったあさぎーにょさんのタイアップも同様の流れかと思います。

今の時代、広告はそもそもエンターテイメント性がないと見られないし、無理矢理見せられる広告については、インフルエンサーやクライアントに対する視聴者からのイメージは悪くなる可能性があります。したがって、コンテンツ化して視聴体験を良いものにすることでクライアントのサービスや商品に対する態度変容を良いものに促すことが今後求められると思います。

BitStarでも新しい広告のあり方は常に模索していきたいと考えているのでもし新しい広告手法にチャレンジしたい企業さまがおりましたらご連絡ください。

BitStarの方向性と抱負

BitStarではこれらを踏まえて、2020年は「コンテンツに向き合う」ということをやっていきたいと思っています。当然、今までの広告、プロダクション、制作の考えから変わらなければなりませんが、クリエイター、クライアント、ファン、従業員の4方良しでしっかりとやりきりたいと思います。

上記なこともあり、私がメンバーに話した抱負は「転」です。

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転という言葉は逆に転がり落ちるというネガティブにも取れるリスクのある言葉だとも思っていますが(笑)、あくまでもビジネスモデル、会社の見せ方の転機でもあるし、攻めへの転換という意味でも「転」とつけています。

この文章を読んでくださった皆さん含めて是非転機となる年にしていきましょう。本年もどうぞ宜しくお願いします!

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