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資金調達の背景とその先に何を目指すのか

この度BitStarはKDDI Open Innovation Fund、博報堂DYメディアパートナーズ、パーソルベンチャーパートナーズ、ジャパネットホールディングスCVC、AGキャピタル、Adlib Tech Ventures、エンジェル投資家の方々から18.3億円の資金を調達しました。総額で40億円以上の調達額となります。

■リリース内容はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000361.000015232.html
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC180F30Y3A011C2000000/

このnoteでは資金調達の目的・背景、今後の展開について簡単に触れていきたいと思います。

BitStarについて


まず、BitStarのことを知らない方もいると思うので改めて簡単にBitStarの事業概要について記載すると、BitStarは2014年の創業以来、クリエイターエコノミーを代表するプラットフォーマーを目指して、ソーシャルメディアマーケティング事業を開始しました。

ソーシャルメディアマーケティング領域においては、インフルエンサーマーケティングにおけるエージェンシーやプラットフォームを皮切りに、プロダクションやコンテンツスタジオの4つのサービスを展開しています。

また直近では、美容・ファッション領域におけるD2C事業も12ブランド手掛けており拡大中です。現在では、BitStarのクリエイター支援数は6,000名、クライアント支援数は1,800社を超え、国内でもトップクラスのクリエイターエコノミーカンパニーになってきたと思います。

BitStarの事業概要

BitStarの資金調達の沿革


ではBitStarの成長の原動力となっている資金調達の歴史を振り返ります。BitStarは中長期で会社を大きく成長させていくために過去7回に渡って資金調達を実行してきました。

BitStarの事業、従業員数と資金調達の沿革

Company Deckより:https://speakerdeck.com/bitstar/we-are-hiring

これまで(今回含めて)累計で事業会社・VC24社、エンジェル投資家17名にご出資いただきました。その結果、クリエイターエコノミー関連の未上場会社としては最もステークホルダーが多い会社となったのではないかと思います。素晴らしい株主の方々に恵まれて本当に良かったと思っています。

VC、事業会社様の株主一覧

そして、これまでの9年、波乱万丈でしたが未上場会社のエンタメ領域においては業界でも日本でトップクラスの企業価値にまで成長することができました(※)。これもひとえにクライアント、クリエイター、ファン、従業員、株主などステークホルダーの皆さまのお陰ですので改めて感謝しております。

※2022年 NEXT ユニコーン選定 企業一覧 エンタメ・コンテンツ配信領域にて

今回の資金調達の背景


さて、では今回なぜ資金調達を実施したかというと、一言で言うと「会社の変革ともう一段大きな成長を実現するため」です。

2022年に起きたロシア・ウクライナ戦争の勃発や米国の高金利などの影響を受けて昨今のグロース市場は厳しい状況が続いています。そのような市場環境下において、BitStarの取締役会では「なぜ上場するのか」といった議論を当時しました。

結論、僕なりに考えた良い上場の定義は、「ビジョンや戦略の実現のために必要資金を調達および投資することができ、上場後も継続的に大きな成長を実現できるような状態を目指すこと」だと考えるようになりました。

もちろんステークホルダーへのリターンということもありますが、継続的に大きな成長を実現できるのであれば、上場時では株式を売らずに適切なタイミングで売却するということもあり得るのであくまでビジョンや戦略推進に付随してくるものだと考えています。

逆に無理して上場して、本来必要な資金があるにもかかわらず資金調達もできず成長投資もできず、結果大きな成長もできず、企業価値は向上しない、ステークホルダーにもリターンを還元ができない、という負のサイクルは避けたいです。また、昨今の日本の資金調達環境は多少悪くなったとはいえ、BitStarも成長しており、未上場段階でも資金を調達できる土壌がありました。

そのような環境下のなかで、今回未上場の段階でさらなる変革や成長投資が必要だと判断し、VC、事業会社、エンジェル投資家の皆さまから資金調達を実施しました。

どのような世の中になり、何を目指し、どのように成長させていくか


BitStarが取り組むクリエイターエコノミー業界は、1億総クリエイター時代に向けて更に拡大していくと考えています。

かつてのテレビの時代から、YouTubeが誕生したことで数多くのクリエイターが誕生しましたが、昨今ではショート動画フォーマットが誕生したことでクリエイトのハードルが大きく下がったことでさらにクリエイターが増えました。

今後はAIやVR、ARの存在により、情報ビックバンならぬクリエイタービックバンと呼べるぐらい爆発的に増えていくでしょう。かなり端折って書いてますが、僕は次の10年で1億総クリエイターに限りなく近づいていくと考えています。

そのような世の中になっていくなかで、BitStarはこれから爆発的に増えてくるであろうロングテール・ミドル規模のクリエイター支援に対して強みがあり、その強みを更に伸ばすべく、データ・プロダクトへの投資や協業、M&Aにも果敢に挑戦し続けることで、クリエイターエコノミーを代表するプラットフォーマーとなることを目指しています。

プロダクト、M&A以外にも既存事業のマーケティングや人材投資など、すでに資金調達と並行して投資をしている部分もありますが、これからも果敢に挑戦していきたいと思います。

資本提携先した各社との協業も楽しみです。
また追々発表できたらと思います。

一緒に働く仲間を募集中です!

BitStarでは事業拡大に向けて全職種、全ポジション、仲間を集めています。
「世界中に眠るすべての情熱が、スポットライトを浴びる社会を実現する。」というビジョンを掲げ、ソーシャルメディアマーケティング事業およびD2C事業において積極採用を進めています。興味を持っていただける方は以下のページよりご応募ください!

<BitStar採用ページ>
https://bitstar.tokyo/corp/career

<BitStar Company Deck>
BitStarの事業内容、働く環境、カルチャーが分かる「Company Deck」を公開しておりますので、ぜひご覧ください。https://speakerdeck.com/bitstar/we-are-hiring

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