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マネージャーになったので、自分がされて嬉しい評価方法について考えてみた

この4月からアプリチームのマネジメントを担当することになり、早速メンバーの目標設定をしています。
組織として意味があって、なおかつそれを追うメンバーがワクワクするような目標ってどうやって設定できるのかなと早速悩んでいます。

結果だけで評価して欲しくない

弊社ではマーケティング担当の人が施策を考えて、それの詳細をエンジニアと詰めて、エンジニアが実装をするという流れになっています。(他の会社も同じかと思いますが念のため)

エンジニアは基本的に目標の指標としてQCDを持っています。
Q:障害が起きたか?その程度はどれくらいか
C:?
D:開発工数(想定よりどれくらい早くできたか?遅れたか?)

慣れてくると、開発工数はそこまで上振れも下振れもしなくなってきます。
そうなると、大きく変化することがあり得るのは障害です。
つまり目標とは、ほぼイコール障害を起こさないということになってしまっています。
これだと減点方式な感じがして、あまりワクワクしないなと思っています。

月次でチームメンバーで振り返りをするのですが、実際QCDの点についてほとんどみんな言及しません。
QCDが求められた水準を達成していても、プレーンな感覚です。
振り返りを発表している方も嬉しそうじゃないし、聞いてる方も当然だよねという感じで聞いています。
当たり前になりすぎて、そこに何の工夫もなくそれが当たり前のこととして受け止められてます。

こんな状況から結果だけで評価して欲しくないし、評価したくないと思うようになりました。

プロセスで評価したい

この記事でも書いたのですが、結果は行動の積み重ねです。
そのためいい行動を評価するという方向にしたいなと思いました。

問題は良いプロセスの積み重ねの結果が、良い結果に繋がらなかった時に、その一連のプロセス自体が評価されないことだと思ってます。
なので、とりあえず以下のことを気をつけてやってみようと思います。
1. 良いプロセスとは何かを明確にする。
2. 良いプロセスについて話し合って、共有する。
3. 良いプロセスをしたら良いねということを伝える。そのためにメンバーの働きぶりを知る努力をする。
4. 良いプロセスで良い結果が出なかったら、その原因を一緒に考える。(結果のせいで良いプロセスが行われなくなることを防ぎたい)

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