周りを巻き込むリーダーになる重要な要素
みなさんこんにちは お久しぶりです。
最近学んだ大きな事を共有したいので投稿させていただきます。
僕はつい最近までGLP(グローバルリーダーシッププログラム)と言った大学の講義でSAを努めていました。
端的にまとめると、クライアント企業からビジネス課題が出され、チームでその施策を考える。
そのプロセスで自分なりのリーダーシップを学ぶと言った講義です。
講義内でリーダーシップをインプットして、講義外での話し合いでアウトプットしていくイメージです。
今年は私含め15人のメンバーで担当クラスを持ち講義をする側を経験させていただきました。これがSAです。(実際、一年生の頃に生徒側を経験済み)
そこでは優秀な仲間がいて、とても刺激のある生活を過ごすことができました。
そこで学んだ大きなことは【強がりなリーダーには周りはついてこない】と言うことです。余白があるような人間に人はついてくると言い換えることができます。
1まさに僕がそれでした
僕は最小工程最大効果を常に意識していて
無駄なことが嫌いなんです。
自分の失敗とか悩みとかって言っても意味ないと思ってて
相談するなら自分の中で整理をして常に「次どう行動するか」だけに目をむけていれば自ずと道は開け前に進めると思っていました。
早く結果を出して、次へ進むためにはそれが一番早いと思っていたんです。
チームに弱い部分を見せることはチームに対して不誠実であるし、僕自身強くいないといけない。これは鬼滅の刃の柱のキャラが言っていましたが「自分の尊厳を守るために 強くあり続けること」
まさにそう思っていました。
今回もそれをやってしまって、自分の担当クラスで問題が起きたときや自分1人ではどうしようもない問題に関しても全て自分で対処しようと思っていました。
これではダメだと気がつけたので必死に内省して 忘れないためにnoteに備忘録をつけています。
2理由を言語化してみる
私は二つの側面から素直に人が頼れませんでした。
1,時間の大切さに対して自分自身人一倍敏感なので、「私の相談で相手の手が止まってしまうことへの申し訳なさ」を感じる。
2,失敗してしまう自分が価値のない存在に思えてしまう。
恐らく僕と同じ思考の人はたくさんいる気がします。
でも今回自分なりの結論が出たので共有します。
1から【相手を気にかけ自分の相談が言えない】
もちろん相手の時間の価値をしっかりと認識することは大事なことであり、尊重しなければいけない権利だと強く思うので、
これからも強く意識して行きたいと思っています。
ですが反対に考えすぎてもよくないと思います。
相手は立派な1人の人間です。断る権利だってあります。
また相手のことを尊重するならば
自分の話を興味深く伝える「伝え方の訓練」も不足してたなと思いました。
相手の時間を配慮し、適切な伝え方で、興味深く、自己開示をすること。
常に相手目線に立ち続け、考えていれば可能です。
そして2の【失敗してしまう自分が価値のない存在に思えてしまう。】について。僕自身リーダーという役目を何度か経験して、人一倍責任を感じているからこそ、弱みを見せられませんでした、 虚勢をはりまくってました。
弱い犬が震えながら大きく見せてる感じですね。
弱みを見せること=周りに不誠実(特にリーダーなら)
だと感じているからです。そしてそんな自分は周りから無能だと思われると感じずっと虚勢をはっていました。
でも果たしてどうでしょうか、いつも気がついたら周りを置いて行っていたのにそれが不正解だと気がつけませんでした。
3約21年間生きてきて初めて自分の弱い所をみんなに開示してみて
昨日初めて人前で弱い一面を出しました。すごく緊張しましたし、何より恐かったです。
ですが、みなさん暖かく受け止めてくださりました。
そう言った経験を初めてしたので胸がじんわりと熱くなるのを人知れず感じました。
自分の失敗、弱い部分をさらけだすことはけして自分の価値を下げるわけではないし、否定もされない。
かえってそういった部分があることでコミュニティーやグループは結束が強くなるのだと感じました。
4ネクストアクション
私のネクストアクションは「うまくやろうとしすぎないことである」
私は自分自身の自己分析と他己分析で大きく解離している点がある。
それは【器用だよね】と言われることである。
でもそれは全く違うと思っています。
僕はすごい不器用です。それにすごく臆病で、ビビリです。
だからこそ何事も周到に準備し、何度も頭で思い描き、絶対に失敗をしないよう三つ程緊急自体を想像し対策を立てて、そして本番に向かっています。
でも今回自分のクラスのメンターにこう言われ、雷が落ちました。
「あまりうまくやろうとするな」
なんだか核心を突いているようで、僕にとっては最高に温かい言葉でした。
僕の葛藤が目に見えてわかったのでしょうか
だからこそこれからは意識的に余白を作っていきたいと思っている。
→失敗を隠さない 弱音を吐くなど
まとめ〜リーダーという観点から〜
みんなが惹かれるリーダーとは誰でしょうか?
きっと人生の起伏がある人間味があるリーダーに惹かれるんじゃないかと思います。
僕だって映画を見るとき常に上手くいっている主人公なんかに惹かれません。
時には涙を流し、どん底を経験し、這い上がっていくような主人公に胸が打たれます。
そんな物語を消費しながら慕っていきます。
せっかく失敗をいっぱいしているのにそれを出せない自分がバカバカしく感じた、そんな体験でした。
恐らく、これから僕はたくさんの挑戦もするし、その分失敗もします。
きっと成功体験の前には報われない時間もあるでしょう。
僕はもう恐くありません。失敗はその瞬間に止まってしまうから失敗になってしまう。
だからこそ失敗を仲間と共有して時には笑い飛ばしながら、大きく成長して行きたいと思います。
【失敗や弱い部分を仲間に見せていくこと】簡単そうに見えて難しい。
僕に完全に抜けていた部分を感情で学ぶ事が出来たかけがえのない経験でした。
今日から強がりなリーダーを卒業します。
みなさんが見ているかわからないけど、ここで僕の思いを書きました。
このような大切なことを学ばせてくださってありがとうございます。
僕はおかげで大事なことを学びましたし、先に進めた気がします。
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