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アウトプットは量。インプットは質。

「アウトプットしないのは、存在していないのと同じだ。」

なにかの本にこのように書かれていた。本当にそのとおりで、どんな形であれアウトプットすると物事は急速に進むように感じる。考えていることを人に話してみるだけでも、noteや他のSNSに写真やつぶやきをあげるだけでもいい。

アウトプットすることでその人が今感じていることや考えていることが見える。そこに共感者が集まったり、ファンになってくれる人や手を挙げてくれる人が現れる。

でも、どんな素晴らしいアイデアも、優しい愛の言葉も、頭の中で考えているだけでは世界に存在しないのと同じだ。自分が得たものは外に出して初めて世界に影響を与える。

アウトプットってなんだろう

何か学びや気付きを得たとき(インプット)に、それをノートに書き留め、まとめる、これもアウトプットだろう。得た学びを近くにいる同僚に話すこともまた、アウトプットだろう。もちろんnoteで発信することもアウトプットだし、イベントを開催することも、商品をリリースすることも、そのリリースをプレスリリースとして出すことも、全部アウトプット。

僕たちにはアウトプットをするチャンスがたくさんあってアウトプットすれば世界は変わっていくのに、ついついインプットをしたくなってしまう。それって僕だけでしょうか。

インプット過剰?

インプットと聞いて一番イメージしやすいのは本を読むこと。本には著者の経験や知識が体系的にまとめられており、素晴らしい事が書かれている。僕も以前は結構本を読んでいた。

では、ここで質問。あなたは本をこれまで何冊読んだか?
そして、タイトルを見たときに内容を説明出来る本は何冊あるか?

もしほとんどの本の内容が思い出せないなら、インプット過剰なのかもしれない。僕はタイトルを見てみたら、7割くらいの本は「確かこんなことが書いてた・・・」というレベルだ。

ある研究によると、人間は記憶したものを
20分後には42%忘れ
1時間後には56%忘れ
9時間後には64%忘れ
1日後には67%忘れ
2日後には72%忘れ
6日後には75%忘れ
31日後には79%忘れるそうだ。

100冊呼んだら、79冊は忘れる。それなら、一度読んだ本をノートにまとめなおしたり、人に話したりするなどのアウトプットをすることで、記憶保持率を上げて、20冊読んで20冊覚えている方が、記憶も出来るし、人に伝えることもできるし、よっぽど効率的なように思う。
まさに一石二鳥だ。

人生を変えたと言っても過言ではないインプット

インプットはどんなものが良いんだろうか。

僕はGROVING BASEというシェアオフィスを運営している。これからこの場所をどんどんバージョンアップさせていかなきゃという局面で、僕は東京に足を運び、2日で10件ほどのシェアオフィス、コワーキングスペースを見学した。
そこで受けた衝撃はとても大きく、今後のGROVING BASEの方向性に大きな影響を与えた。

しかし、それまでにも僕はインターネットや本を通して、海外の先進的なコワーキングスペースの事例などもたくさん目にしている。おそらく東京のスペースよりも刺激的で素晴らしい場所の事例を。

それでもなお、東京に実際に足を運び五感全てで行ったインプットは今後の人生に影響を与えたと言っても過言ではない。

アウトプットは量。インプットは質。

アウトプットをすればするほど世の中に自分をアピール出来る。しかもアウトプットすることによって、インプットしたものを保持してくれる。

そして、インプットはなるべく五感全てで行いたい。そうすることで心が動いてより良質なアウトプットへと昇華される。

うーん、、やっぱり少し時間が足りないです。


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