人生を楽しいものに変えるたった一つの言葉

「…なんか人生、楽しくない」という問題を解決するための記事です。

youtube、ブログ、ツイッター、これらを含むSNSの登場によって、人生を尽くしても見れない無料のコンテンツがあふれるようになりました。世界は明らかに豊かな方向に流れていってるように見えます。

しかし、常に楽しい時間を過ごしているのか? と問われるとどうしても首をかしげてしまいます。私はその一人でした。本能的な欲求はすべて満たされているのに、何かが足りない。そこで、なぜ、何が足りないのかを考えました。どうすれば楽しい人生を過ごせるのか、を考えました。

考えた結論はすごくシンプルです。

『私は今、これをやることで人生を最高・最大に楽しめているか』

これを常に自分に問い続けて、行動することです。

仕事をしている人はよく「目的意識を持って行動しろ」と言われます。ですが、私生活では「目的意識」なんて持たないし、持ちたくないと私はこれまで考えていました。目的もなく、ただダラダラと過ごすのが「休日」だからです。どうして休日に目的意識をもって行動しなければいけないのでしょうか。

その答えは凄くシンプルで「休日こそ自分の人生を生きる日」だからです。ゲームが好きな人はゲームをずっとすればよいし、運動が好きな人は運動をずっとすれば良い。

好きなことをいつまでも続けられたらそれは幸せでしょう。これを否定する人は居ないと思います。この「好きなことをいつまでも続ける」ためには目的意識が必要です。

ここで言う目的=楽しむということです。目的を持たないまま仕事をしても仕事が終わらないのと同様に、目的を持たないまま行動をしても「好きなことをいつまでも続ける」ことはなかなか難しいです。

『私は今、これをやることで人生を最高・最大に楽しめているか』と問い続けること――これが人生を楽しいものに変えるための基本的な方針です。

補足的に以下の2点について念頭においておくと、より確実に「好きなことをいつまでも続ける」状況に近づけると考えています。

・必要なこともある。
・本能のまま生きていては楽しめない。

・必要なこともある。

この記事は最近よくある「好きなことだけをして生きていこう」という記事ではありません。人間は現実の世界に生きているためにいろいろな制約があります。具体的には、睡眠、食事、性欲などの本能的な制約、時間がない、お金がないなどの環境面での制約、思ったとおりに体を動かせない、発想がないなどの能力的な制約です。

これらの制約は除去することはできません。寝なければいけませんし、食事を取らなければなりません。ですので、『私は今、これをやることで人生を最高・最大に楽しめているか』という質問を、例えば睡眠を取るときにして「睡眠より楽しいことがあるので寝ないでそっちをやろう」とはできません。寝なければ早死してしまいますし、そうなると結果的には人生における楽しさの量は減り、「最大」で楽しむことはできなくなってしまいます。

この他「勉強」も楽しさを最大化するためには必要なことです。「発想がない」という能力的な制約が生じるためです。例えばスーパーファミコンしか知らない人が「ゲームが好きだから」とゲームを続けるよりも、世の中のゲームについての知識を深め、本当に自分が好きなゲームをやった方がよりゲームと人生を楽しめるでしょう。この他「仕事」「家事」も「楽しさの最大化」には必要なことです。

・本能のまま生きていては楽しめない。

無料のコンテンツにあふれている現代で、なんで私達が人生を楽しめないのか、と言われた時、その理由は「本能のまま」生きているからです。例えるなら人間の舌が喜ぶように最適化されたジャンクフードを永遠に食べつづけるようなものです。

『私は今、これをやることで人生を最高に楽しめているか』を問いかけることがやはり大切です。本当に「楽しさ」を求めてやろうとしているのか。「本能」に従って、なんとなく楽で面白そうなコンテンツを消費しようとしているのか、それを見極めることです。

人生を楽しいものに変える方法は以上です。
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