継続とやる気をコントロールする方法について

・自己紹介


私は在宅勤務をやっている普通のサラリーマンです。学生の頃飽きやすい体質で自分のコントロール、特にやる気のコントロールが苦手でした。ですが苦手だったからこそ、やる気について調べ、模索してきました。

以降では、私の「やる気をコントロールする方法」について思うところを書いていこうと思います。以下の記事は、継続的なやる気、習慣に関するものになっています。短期的に「明日テストなんだけど勉強のやる気がしない」という人にはあまりあてはまらないかもしれません。

1やる気はコントロールできないと諦める。


はじめに、「やる気はコントロールできない」という事実を受け入れる必要があります。これは、より正確には「自分を知ること」に繋がります。
やる気を出そう、毎日続けよう、と思っても毎日続かないのは、3つの理由があります。それは「環境」「根性」「目標と現実の乖離」です。まず、説明するまでもなく、継続しやすい「環境」を作るのは必要でしょう。
次に「根性」と「目標と現実の乖離」ですが、これが「自分を知ること」に繋がります。人それぞれ、継続しやすい人、しにくい人がいることを思えば、万人に共通の方法はなかなかありません。

私はこの部分が壊滅的でした。特に「根性」の部分がなく、例えば毎日日記を書こうと思っても、まず「毎日PCの前に座る」ということを達成できませんでした。また、「絵を書こう」と思った時期もありましたが、根性のない私は、おそらく10時間も絵を書いていられませんでした。その程度の時間では、絵は完成しませんでした。このようなことが続き、「毎日続けられる環境にして、すぐに完成するものではないと続かない」と自分のことを知ることができました。これは当たり前かもしれません。

このように、「自分を知り」適切な環境と課題設定をしなければ、継続的にやる気を引き出すことは難しいです。また、継続的にやる気を保てなければ、将来の自分を信じることができず、目標達成を不安に思うことでしょう。それを防ぐために「継続容易な環境と目標」を設定することが最終的に大きな目標に対するやる気を引き出すことに繋がります。

2やれば、やる気ができる

次のステップで知っておくべきことは、この「やれば、やる気が出る」ということを知ることです。いわゆる「作業興奮」というものです。よって、作業を始めてしまいさえすれば、勝ったも同然です。


ここで重要なのは可能な限り「一つのこと」に集中することです。環境音以外の音楽や、動画を流し続けるのはせっかく獲得した作業興奮を自分から手放す行為にほかなりません。可能であれば、視界に入るものはできるだけPCなら、PCのモニタ。ディスプレイも一つにするのが良いでしょう。

一方で、発想力を必要とするような作業(例えば、ブログのアイデア出し、漫画のネーム書き)であれば、外界からの刺激を伴いながら、リラックスした状態にいるのがよいです。散歩をしながら、というのも良いかもしれません。

いずれにしても自分が目的とする作業で最高のパフォーマンスを出せるように、仕事方法を色々試してみることが大切だと思います。無理にきつい環境で自分を鍛えても長続きしません。

3習慣にする

習慣にすることの最大のメリットは「今日はあれをやろうかな、どうしようかな」ということを考えなくて済むことです。はっきり言って、「1のやる気を諦めること」と「2のやり始めること」のステップを乗り越えてしまえば、後はそれを習慣にするだけです。

もっとも、「1のやる気を諦めること」と「2のやり始めること」はかなり難しいです。行動を始めることは劇的に難しいですし、行動をすることはそれだけで難しく、継続し、習慣にすることは、もうハチャメチャに難しいです。しかも、その習慣が経済的な価値を持つためには、周りが習慣を当たり前にしている人、の中で戦わなければなりません。

4以上を前提に、計画を立てて計画通りの行動をすることを喜びにする。喜びに感じることを計画する。

実際に行動を始めたとき「思ったより結果に現れないな」と思うことはあると思います。例えば勉強であれば、勉強をしても思ったよりテストの点に現れない、という状況です。この状況で、勉強をさらに継続できればこれ以上のことはありませんが、その場合、勉強法を間違えているケースがほとんどで、つまり「計画・方法が間違って」います。

その場合いにはためらわず、継続する内容、方法を変える、あるいは、必要があれば目標を変える、としましょう。前者であれば、勉強方法を変えてみる、後者であれば志望校を変えるなどです。一般的に初志貫徹がよしとされていますが、その奥にある「真の思い」を見つければ、そちらを優先するべきです。例えば、漫画家になりたい、という目標がどうしても叶ないのだとしたら「お金がほしい」というのが奥にある目標であれば、新たなもっと効率的なビジネスをはじめれば良いですし、「みんなに求められたい」であれば、絵を極めてSNSで無償で公開すれば多くのファンがついてくれます。一つのことにこだわらず、計画を適切に変更し、「計画を立てて計画通りの行動をすることを喜びにする。喜びに感じることを計画する」ようにしましょう。

さて、以上私なりに、やる気をコントロールする方法について、自分で工夫していることを書きました。以上の文章はすべて文末に「~と私は考えている」と受け取っていただいて構いません。

私は人それぞれ、自身をコントロールする方法を模索した過程について、公表するのは決して無駄ではないと思います。人間は千差万別で色々な生き方があって、誰かの意見が、また別の誰かの参考になるはずだからです。是非、みなさんの自分のコントロール方法を教えて下さい。


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