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【小さな暮らし展】hommy x 白梟「植物と暮らす - Living with Nature Project」を開催しました

日本に帰国中に、学芸大学駅にあるNOLK gallery/studioで作品展を開催しました。

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展示のコンセプトは「植物と暮らし」。

僕が欧州を巡って撮影した写真に、作家のhommyさんが素敵なボタニカルコラージュを施してくださり、作品ができあがりました。

さらに、荻原ゆかの企画とアートディレクション、ギャラリーであり居住空間でもあるNOLK gallery/studioを設計した田中培仁さんの建築、真依さんの料理というアートが加わり、暮らしに植物をしつらえるように展示しました。

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お昼にはコラージュワークショップ、夜にはオープニングトークと食事会もあわせて開催。真依さんが、その場がホッとあたたまるようなおつかしを作ってくださいました。

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(おつかしは、些細だけど大切な場面に花を添える食をテーマに和菓子のような小さなおつまみのこと)

空間によって、人と人とのやりとりが変わる

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今回もおもしろかったことはたくさんあるのですが、その一つはお越しくださった皆さんの滞在時間がとにかく長いこと…(!)

そして場によって、人と人とのやりとりがこんなにも変わるのだなと、ものすごく驚きました。

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自然体で過ごすことができる時間がだいすきです。

展示会というよりもお家でお茶しているような親密な距離感で、来てくれた方々とやりとりできました。

たとえばそれは、おこがましいかもしれませんが、群言堂さんが営む「他郷阿部家」で夕飯を食べて過ごす時間とも似ているような感じ。

その親密な時間が、ぼくは心地よかったです。

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親密な時間を過ごせた理由

それは植物と暮らす「癒やし」だけではなく、NOLKさんがギャラリーでありながら、居住空間でもあるからではないかと考えています。

家のソファで過ごすのと、学校の座席で過ごすのと、職場のデスクにいるのとではまったく心持ちが違います。

こんな場所ならこういう気持ちで過ごす、ということを、人は育ってきた環境のなかで身体に刻み込まれているのだと思います。

気持ちは過ごす環境に大きく影響されることを肌で感じたからこそ、今日一日をどこで過ごすのか。

小事ではなく大事にしていきたいです。

いかに暮らしに転用するか

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まあ、こんなことは当たり前の話なのですが…。それでも今までの自分は、「明日は、自分と(あるいは家族、友人と)何をして過ごそう?」と考えてきたんです。

けれどこれからは、どこで、誰と、何をするか。

3つの組み合わせを、生活者としても編集者としても、突き詰めて考えたい。

そしてまた、次のチャレンジをしていきたいと思います。

渡独前に、たくさんの方とお会いできて本当に嬉しかったです。どうもありがとうございました。

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今回ご一緒した皆さんについて

hommy (Tomomi Hosono)
ボタニカルコラージュ作家 / ガーデナー
2016年ロンドンへ移住しガーデナーとして働いたのち、2018年ベルリンへ移住。植物をつかったハンドメイド作品を制作し、近年はボタニカルコラージュ作家として活動している。

田中 培仁
NOLK代表/一級建築士/クリエイティブディレクター
"職住のある暮らし"を自らが実践しながら、小さな家でも実現できる職と住のあるこれからの暮らしと家の設計を専門にしたデザイン活動を実施。

田中 真依
デザイナー/料理家
気の合う仲間との小さな集まりや家族との特別な日。些細だけど大切な場面に花を添える食をテーマに和菓子のような小さなおつまみ”おつかし”をつくっています。一つ一つの小さな繋がりがより豊かな記憶になるよう食を通してお手伝いします。

NOLK gallery/studio


Living with nature project について

Vol.0 小さなリビングに、小さな植物園を。Living with nature project をはじめます
Vol.1【Living with nature project】Vol.1|ガーデナー・hommyさん 我が家に来たる!
Vol.2【Living with nature project 】Vol.2 お庭での過ごし方|ロンドンとベルリンのガーデン事情
Vol.3 植物のある住まいだから実現できる。見て、使って、整える癒やし【Living with nature project 】
Vol.4|Living with nature project の展示会・ワークショップを開催します!
【小さな暮らし展】hommy x 白梟「植物と暮らす - Living with Nature Project」を開催します




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