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公務員がつながると地域の力に

昨年は人生で最もつながりを感じた一年だった。なぜかというと公務員コミュニティ、オンライン市役所と地方公務員オンラインサロンに参加し、本当に多くの方とつながりを持てたからだ。


オンラインで活動するので、距離に起因する参加しにくさがなく、北海道在住の私でも問題がない。また、一度に多くの方と交流できるのもメリットだ。これらのメリットは大きく、私につながりの幅と奥行きをもたらしてくれた。オフラインかつ個人の行動だけでは到底考えられない効果をもたらし、全国あちこちに気軽に連絡をとれる仲間ができた。


この新たなつながりのおかげで、たくさんの方々の考え方や新たな地域の話題に触れることもでき、気づきと刺激をたくさん受けた。それは、先進的な取組みであり、モチベーションや意識の高さなどである。時にそれは、私を奮い立たせてくれ、明日からのモチベーションを上昇させてくれた。加えて、全国の自治体、省庁、民間企業で今何が起きているのか、リアルな声が聞けて、本や資料を見るだけでは得ることのできない生きた情報も日々インプットできる。


また、オンライン会議や交流への苦手意識を払拭できたことも大きい。参加初期の頃は、小グループに別れての対話や交流に苦手意識を持っていた。ただ、今では新たな地域やお考えに触れられるチャンスとポジティブに捉えられるようになり、新たなつながりに心から感謝するようになった。1年前の自分では考えられなかったことで、新たな環境が私を変えてくれた。


ネット検索から存在を発見した公務員コミュニティは、私に広く、深いつながりをもたらしてくれた。両コミュニティの良さを一人でも多くの方に広めて、全国の公務員のつながりをより深く、広くしていくのが野望だ。公務員がつながり、学び、交流することから、地域の力を向上させることができると信じている。みなさんの経験をシェアして、大きな価値を生み出すために。全国の公務員の仲間と、あなたの経験をシェアしませんか?

猿払村職員/新家拓朗

この原稿は、月刊ガバナンス2021年7月号 “「つながる」力”に寄せた原稿です。

月刊ガバナンスとは・・・サイトより
自治体の職員や議員、首長などを対象に全国自治体の政策情報をはじめ、これからの地域づくりや日々の仕事に欠かせない実務情報を提供する総合情報誌として、愛読されています。特に、自治体の首長、管理職員など、政策の意思決定にかかわる皆様から、「ビジョンを考えるときに開く一冊です」、「圧倒的な情報量。政策立案に活用しています」など、高い支持をいただいています。また、地方議員の方からは、「他の議員さんには教えたくないほど、活用しています!」という声も届いています。

地方自治に関わる全ての人にオススメの一冊。7月号はコロナ後を見据えたまちづくりへの模索について特集スマートシティ、SDGs、コンパクトシティと都市モビリティ、都市と農山漁村の関係などを切り口にさまざな角度から記事が展開されている。そのほかにも、多様な切り口の記事が満載だ。

私のオススメ記事は、今からはじめる!自治体マーケティングという記事だ。地方自治に関わる方で、まだ見たことがないという方は、ぜひ一度手に取ってみてください。そこには、きっと気になる記事がありますよ。

それでは、また。

鹿の楽園


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