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ロコ・ソラーレの活躍から。カーリング代表選考が他のスポーツで違うコトが気になった話。

日本代表に選ばれるということは、一流の中の超一流。ごく僅かな人だけに与えられる称号。

そして、団体スポーツの日本代表というと、各チームから優秀な選手が選抜されてドリームチームが結成されるというイメージがある。

野球、サッカー、バスケットボール、バレーボールなどいずれもが、所属チームを代表する選手の中から選考を経て招集されている。選考から発表までのドラマは日本中を騒がす社会現象となることも。

日本代表への思い入れが強い選手も多く、チームの勝利とともに日本代表に選考されることが目標と公言する選手もとても多いと思う。

スポーツを始めたきっかけが、世界を舞台に戦う姿を見てという人も多いだろうから当然だし、アスリートとして少しでもレベルの高い舞台で自分の力を試したいと思うのも自然だ。

日の丸を身につける誇りと責任を持って、日本を代表して世界に挑む。その姿に、普段は対象スポーツを観戦することはなかったり、テレビ放送の機会がなかったりするなか、日本中が熱狂するなんてことも珍しくない。

かくいう私も、日頃観戦する習慣のないスポーツもオリンピックやワールドカップというレベルになるとテレビやパソコンの前から声援を送ることもしばしば。

そして、今回もオリンピックのカーリング競技を見ていて、オリンピック代表選考の際に思った疑問を思い出した。その時は、思ったものの特に調べずに流したのだ。

その疑問とは、カーリング代表は個人でなくチームで選出されるというコト。


そこで日本カーリング協会のHPを確認してみた。


選考方法をチームでするということについての表記はなく、代表チームをどのように選考するのかという説明がされていた。選手ではなく、チームが代表となることが当然という記述だ。

さらに、他の情報がないかなぁと調べていると各国でも同じ選考方法らしい。どうやら、他の競技と性質が違う様だ。

更に少し調べてみると、どうやらメンバー同士のコミュニケーションの取り方や、戦略の徹底がとても大切とのこと。個々の技術が高いにしても、一朝一夕にコミニュケーションを密にとったり、戦略を同じ意識で徹底するということは難しい様だ。

これらを踏まえて、各国が選択しているのは個人ではなくチームを代表にするということ。この点の日本カーリング協会の公式見解も、私が見つけることができないだけで、どこかでは公になっているのかもしれない。

長い期間をかけて、強固なチームワークを築き、チームの戦術やゲームの戦略を綿密に練ることで世界で戦えるチームの育成が狙いだろう。

その結果、日本女子カーリングチームは1998年の長野オリンピックから7大会連続での出場を果たし、前回大会は銅メダルを獲得するなどめざましい活躍。

2006年には、実在したカーリングチーム「シムソンズ」(2002年ソルトレイクシティ冬季オリンピックカーリング競技女子日本代表)が映画の題材となって人気を博すなど、日本でもカーリングの認知は広まってきたと思います。

北京オリンピックでは、女子カーリング日本代表のロコ・ソラーレの活躍に湧いている。底抜けに明るい選手たちから勇気や元気を与えてもらっている人も多いだろう。

カーリングのゲームを見ていて特徴的と思うことがもう一点、選手たちの声が聞こえるということ。指示や相談、成功したときの喜びの声、休憩中モグモグタイムでの雑談も。緊張感とともに親近感をも感じられて、競技を楽しめる一つの要素となっている。

女子カーリング日本代表ロコ・ソラーレは20日10時からは、金メダルを賭けて決勝戦に挑む。テレビの前から、全国から声援が届けられるだろう。明日も笑顔で、素晴らしいゲームに期待したい。


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