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ファーストリテイリング社の年収引き上げのニュース。各社の記事を比較し、私もタイトルを考えてみた。

こんにちは、地方公務員の新家です。北海道猿払村に勤務しています。今日は、ファーストリテイリング社の年収引き上げのニュースが目についたので記事にしてみます。

みなさん、ニュースを読むかどうかタイトルとサムネで判断していると思います。というか、それしか判断材料はないですよね。

なので、ニュースにとってサムネとタイトルは本当に重要な位置にあるといえます。

そして、冒頭にお伝えしたファーストリテイリング社の年収引き上げのニュースの登場です。

私は、はじめNHKのニュースを目にしたのですが、そこには国内の社員年収最大約40%引き上げへというタイトル。40%年収が引き上げられるというのは、すごいインパクトですよね。私も、この40%という数字に目を惹きつけられました。この数値が5%とか、10%ほどでも年収が上がることはすごいことなのですが、40%ほどの衝撃はないでしょう。だからこそ、40%というワードをタイトルに選択したことと思います。

実際に、今回確認した9つのニュース記事のうち、8つに40%若しくは4割というワードがタイトルに入っています。最大という前提が入ってはいるもののタイトルだけ確認した人は、多くの従業員の年収が4割を超えると思う方もいらっしゃったでしょう。私もそのような印象を受けました。

ただ、各社の記事を読んで行くと4割引き上げは、あくまでも最大4割引き上げということなのでニュース全体からすると、最も大切な情報ではないのではと私は感じてしまいました。

改めて各社の記事や、プレスリリースを見ていくと総人件費の増は15%であること、給与水準は高まるものの各種手当等は廃止されるということもあって、当然ですがタイトルだけではわからないこともあります。

記事にインパクトを持たせてビュー数をあげるために、4割アップというワードは入れたいのはわかりますが、どちらかというと人件費15%増の方が今回必要な数値だと感じています。

自分なりにポイントを箇条書きに。
○国内の人件費15%増
○対象は国内の正社員8,400人
○各従業員の報酬水準を数%~約40%アップ
 例1)新入社員の初任給 25万5千円→30万円
 例2)入社1~2年目で就任する新人店長は月収29万円→39万円
○フェアなグレード評価を実現
○海外の賃金水準に近づけ、人材確保を強化
○費用は生産性の改善で吸収可能な範囲としている
○世界水準での競争力と成長力を強化する
○フラットで機動性の高い組織運営の実態に沿う様に役職手当を廃止

自分が記者だったら、どの様なタイトルにするか40字以内で考えてみました。
今回のニュースの優先順位としては、
①誰が
②何をした
③なんのために
インパクトよりも、ニュースの全体像をつかんでいただくために、4割ではなく15%の方を選択し、最後にこの取組みが目指す姿を37字で表現してみました。

ファーストリテイリング、国内人件費15%増で人材確保と世界での競争力を強化


担当する方の立場や、目的によっても変わってくることかもしれません。私は、とにかくわかりやすく、そのニュースの本質をお伝えしたいという観点で作成しました。

みなさんなら、どの様なタイトルをつけるでしょうか。何が正解ということでもありません。多様なタイトルや内容の記事があってこそ、良いと思います。

下記は、ファーストリテイリンググループさんのプレスリリース。

ここからは、各社の記事。

唯一、数値が入っていなかった記事はコチラ。

私自身、通勤にユニクロのダウンジャケット愛用していますし、多くの国民がお世話になっている企業かと思います。末筆となりましたがファーストリテイリンググループ様の益々のご発展をお祈りしています。


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。また、次の記事でお会いしましょう。

わたくし新家は、地元猿払村のプロモーションに加えて、ガジェット、革製品、コーヒー、写真、カメラの事などについて記事を書いています。他にも、各種SNS運用しています。Twitter、Instagram、Voicyと取り組んでいますので、併せてチェックしてくださると嬉しいです。


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