私が勝手に考えた、求められる自治体職員の能力は創造力と実行力。
こんにちは、地方公務員の新家です。北海道猿払村に勤務しています。今日は勝手に考えた自治体職員に求められる能力というテーマで綴っていきます。
本題に入る前にまずは、組織の意思決定について。
意思決定というと多数決とリーダーが決定するという2パターンが頭に浮かびます。
どちらが、正しいということでもないと思います。世の中にはルールがあり、ルールがある以上従わなければならぬ点もあるでしょう。
多数決でいうと国会や議会でも採用されています。物事を動かしていく条例や予算についても多数決によって決定されます。しかし、いつも多数の意見が絶対に正しいでしょうか。そうではないですよね。
一方で、リーダーが決定するということはどうでしょうか。リーダーが優秀なのか、そうでないのかというところがまず問題ですね。判断が正解の時もあるでしょうし、人間ですから間違うこともあるでしょう。ただ、優秀なリーダーに、判断するに足る情報がしっかり用意されていれば、良い判断になる精度は高まりそうです。
自治体の仕事で考えてみます。
選挙を経て、選出された首長が議会に予算や条例を提案。
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選挙を経て、選出された議員が予算や条例を可決若しくは否決。
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各施策が実行される、若しくは実行されない
首長は、正確で豊富な情報や市民ニーズを把握・整理することで、今後必要な予算や条例を議会に提案。議会の議決を経て事務事業を実行するという流れ。
首長も議会議員も選挙で選出されるので、民意が反映される仕組みです。
この流れの中で自治体職員は仕事をしています。では、この流れの中でどどのよう能力が求められるのかということ。
正確で豊富な情報を整理し、首長が掲げる公約や執行方針を実現させる施策を提案する想像力・創造力と決定したことを実施する実行力が求められるのではと考えます。
一つは、今必要であると考えられる施策について、正確で豊富な情報を提示する想像力と想像力。想像し、創造してアイデアを練りあげ、実効性のある施策を作り上げる力。時には、自治体だけでなく、民間と連携して共創するということも必要。提案する際には、複数の案が提示できると尚良いでしょう。コスト重視なのか効果重視なのか。守備的なのか、攻撃的なのか。スピードが早いのか、遅いのか。そして、それぞれのメリット、デメリットを整理するというイメージです。
もう一つは、決定された施策について円滑に迅速に実施する実行力。ここでいう実行力とは関係各所との調整する能力、スケジュール等を管理する能力、根拠法令等を解釈能力などです。困難な施策を実行するには多方面にわたって優れた調整・管理・解釈する能力を有すると考えます。
まとめると「アイデアを施策に落とし込んで提案し、実行する。」こと。言うは易く行うは難し。とはよく言うもの。言葉だけでなく、行動できる職員になりたいものです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。また、次の記事でお会いしましょう。
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