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私の考える “地方創生” とは

こんにちは、地方公務員の新家です。北海道猿払村に勤務しています。
今日は、地方創生の正体を探ってみます。

探った理由は、最近clubhouseで「地方創生をやりたい!」「地方創生やってます!というワードをよく聞くので、自分自身改めて振り返ってみようと思いました。

では、地方創生とはなんでしょう。仕事で担当はしていますが、日常的に意識して使うことはそんなにないなと振り返りました。

使うときの多くは交付金を活用するときや検討する時に、出てくるなぁという感じです。

地方創生とgoogleで検索して、トップのページをクリックすると。(内閣官房・内閣府総合サイト)

地方創生は、東京圏への人口の過度の集中を是正し、
それぞれの地域で住みよい環境を確保して、
将来にわたって活力ある日本社会を維持することを目的としています。

書かれれいることは3点
①東京圏への人口の過度の集中を是正
②各地域で住みよい環境を確保
③将来にわたって活力ある日本社会の維持

ぜ‐せい【是正】 の解説
[名](スル)悪い点や不都合な点を改め正すこと。

ここでは、東京圏への人口の過度の集中が悪い点として捉えられていることがわかりますね。

一方で、②と③を見てみるとそんなに変わったことではなさそうです。
“各地域で住みよい環境を確保”を猿払に置き換えてみると、“猿払で住みよい環境を確保”ですね。やはり、普通のことが表現されていますね。③もそれほど新しいことではなく、ごく自然なことのように感じます。

以上から、地方創生は
東京圏への人口の過度の集中を是正することが最重要で、各地域で住みよい環境を確保しつつ、将来にわたって活力ある日本社会を維持することと理解できます。

要するに、それぞれのまちが、持続可能なまちづくりを目指すということですね。これは、今に始まったことではなく各地域で連綿と続けられてきたことですよね。

今、各地域が生き残っていることこそが証明になっていると思います。

でも、平成26年にまち・ひと・しごと創生法が成立、各自治体は総合戦略を策定することが求められ、策定することで様々な制度を活用できるようになりました。

総合戦略の策定は義務ではないのですが、各種交付金活用に必須条件となっている事が多く、各自治体がこぞって策定してきています。

令和2年4月の調査では、
策定率 98.4% 残り1.6%も策定予定

猿払村ももちろん策定をしていまして、今二期目となります。
第一期は、平成27年度〜平成31年度
第二期は、令和2年度〜令和6年度

基本目標は次の4点
・産業の維持・発展によ り雇用を創出
・魅力を活か して、人を惹きつけ人を呼び込む
・結婚・出産の希望をかなえ、安心して子育てができる環境をつくる
・村民だれもが豊かに 暮らすことができる環境をつくる

総合計画をご存知の方は、似てるなと思いますよね。基本的には内容が重なるような形になっていて、関係性を示す図も掲載しています。

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まとめ

色々と書いてきましたが、改めて国がいう地方創生が何を目指しているかというと、次の3点。
①東京圏への人口の過度の集中を是正
②各地域で住みよい環境を確保
③将来にわたって活力ある日本社会の維持

これまでも各地域で諸先輩方が連綿と取組んできたことと思っています。でも、あえてイマ叫ぶのは、人口減少の著しい進展がまさに迫ってきたからでしょう。

私は任された仕事を通じて、活気ある猿払村を未来につないでいくために、微力ながら役割を全うしたいと考えています。

私にとって地方創生とは、
“地域を持続・活性化させるためのあらゆる取組み”と定義したいと思います。

地方創生は官公庁だけで取り組めるものではなく、官民一体となって立ち向かわなければなりません!

皆様、ぜひ連携して各地域を、日本を盛り上げていきましょう!

\目指したい猿払村の将来像/
 魅力的なヒト・シゴト・コトが溢れる
 猿払村があらゆる人に選択される
 村民誰もが心身共に健康
 誰もが生きがいを持って暮らし続けられる


では、また


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