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自然派のガニック星人

「オーガニック」とか「自然派」という言葉が嫌いだ。僕は基本的に信頼から入るタイプなので、市販で売られている「オーガニックじゃない」普通の物も安心安全だと信用して購入している。自然派を売りにしていない農家さんも健康面には細心の注意を払いながら栽培しているはずだが、オーガニックと謳っていない=安全ではない、みたいに捉えられるのは気の毒だ。

オーガニック食品にはどうしてもカネの臭いがつきまとう。

「その辺の野菜と一緒にしてもらっちゃ困りますだってウチはオーガニックで、ヘルシーで、セーフティなんだから!値段はその分高く設定させてもらいますわよ」

「うちのレストランは自然派野菜しか使ってないので体質改善に役立ちますわよ。ちなみに皿やフォークとかの食器類もオーガニック素材ざます。おほほほ」

農家まで行って、実際にこの目で確かめればオーガニックさんの凄みが分かるのだろうが、生憎僕はそもそも通常の栽培法が分からないので比べようがない。残念で仕方ない。バカなのでオーガニックは割高だと考えてしまう。申し訳ない。

例えば肌荒れに悩んでいた人がオーガニック食品、オーガニック製品を使い始めて、肌トラブルが改善したとする。それだけ見れば自然派のガニック星人たちが「やっぱり時代はオーガニックなんだ!」と沸き立つに違いないが、本当にそれはオーガニックのおかげなんだろうか?と思ってしまう。無知で失礼な人間なもので、申し訳ない。でもそう思ってしまうのだ。
肌荒れに悩む人はありとあらゆることをやって改善に励む。食事もそうだし、スキンケアの方法、排泄サイクルの改善、睡眠、運動、ストレス解消……。だからどれが効果があったかなんて分からないのが現実問題としてある。分からないからこそ、その弱みにつけ込んでいるのではないか。

オーガニックも自然食品も、最近出てきた言葉だ。人間の歴史の中でそんな概念すら最近まで無かったのに、普通の物じゃいけないなんて、人間の身体ってそこまで弱いのかな?ごめん、バカだから分からないんだわ!

サポートしていただいたお金を使って何かしら体験し、ここに書きたいと思います。