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心のフィットネス

30越えたあたりからお腹の肉が取れなくなってきたので、ある程度は運動をしていきたいと思う。30代のテーマは「美の追求」だ。イメージはアインシュタインの河井ゆずるさん。年々美しくなっていくおっさんでありたい。運動はしたいが、フィットネスクラブには通いたくない。「運動」という原始的で基本的なことをわざわざ金を払ってまでやるというのは、僕からすると少し狂気じみている。

かく言う僕も業界大手「ティップネス」に会員登録していた時期があったが、1ヶ月で3回くらいしか行けなかったのですぐに辞めてしまった。フィットネスに通う上で疲れるのはジムの中のトレーニングではない。そこへ行くまでの過程だ。着替えて準備をして移動してたどり着かなければトレーニングが始められないなんて、そんなことあっていいのだろうか。しかも月額8,000円とか払ってまで!どMビジネスにも程があるだろう。

というわけで運動へのハードルをグンと下げ、気づいたらとんでもない運動量をこなせてしまう方法を考えつきました。

梅田で遊んでください。

それだけです。買い物でも食事でもなんでもいいので、とりあえず梅田へ行ってください。知らない間に10,000歩、20,000歩も歩くことになりますから。僕は今日、ヨドバシカメラでテレビを買って、ヨドバシ内のスタバでゆっくりし、蔦屋書店を散歩し、紀伊國屋に寄った後、東通のラーメン屋に寄って帰っただけだが、以下の歩数である。


ちなみにこの数字は梅田に土地勘がある僕だということを覚えておいてほしい。梅田ビギナーの皆さんがこの工程通りにやろうとすると2万歩、各所に点在する食の誘惑に負けると3万歩は越えるだろう。水分を取りながらぜひ実践していただきたい。

特におすすめは茶屋町のジュンク堂書店だ。日本最大級の書店で、何と地下1階から7階まで本で埋め尽くされている。本に興味がない方であっても少し歩くと新しい発見があるだろう。この前物色していて見つけたのは「大阪の生活史」というとんでもなく分厚い本だ。これは大阪のごくごく普通の一般人にインタビューをしまくるという「街録チャンネル」の書籍版のような本だ。「東京の生活史」が先に出ているらしいが、僕は断然大阪の方が気になる。誕生日祝い、結婚祝い、出産祝いにどなたか買ってください。

生活の中に運動を取り込むアイデアは、実は他にもいろいろある。最近ではオフィスに腕立てグッズを持ち込み、目が疲れてきたら腕立てをする。仕事中に腕立てをするアホが一人いるだけで社内の雰囲気は良くなるので、これは結構おすすめ。大体8時間ずっと集中して仕事するなんて無理な話である。通勤中はエスカレーターやエレベーターなど絶対に使わない。もっぱら階段だ。昼休憩のランチもなるべく離れた店を選び、歩くようにしている。

皆様も生活の中に心のフィットネスを組み込んでみてください。そうするだけでフィットネスクラブの月額8,000円が浮いたと思えて、なんかお得な気分にもなれます。


サポートしていただいたお金を使って何かしら体験し、ここに書きたいと思います。