フィリピン四日目

疲労の色が濃い。

経済圏が複数ある国なので、いわゆる「相場感」が無い。いくつかの層があるせいで、価格破壊がある意味起きにないのだろう。

プールがあるけど、泳ぐ気にはなれない。ここで泳げるやつが、この国にアジャストできているやつなのだ。

一人で行動してみる。一人でやらないと分からないことは多い。

フィリピン人とチャイニーズのオーナーだからラーメンはマシなはずだと思い、食ってみる。この国のベストフードだった。

全世界で国内シェアNo.1を獲得する『マクドナルド』だが、フィリピンでは苦戦している。『ジョリビー』という国産ファーストフード店が席巻しているからだ。

フィリピン華僑が一代で創り上げた会社だ。とにかくフィットしているのだろう。バチクソに味の濃いチキンと米をセットにするという芸風がみんなの好みらしい。

いろいろ買う。買うも安い。安上がり。

店員がおもくそカラオケしている。歌唱力は異常なぐらい高い。なぜ世界的なミュージシャンがあまりいないのか。

あしたは帰るのだが、無事に帰りたいものである。危険がいっぱい。