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言葉を待つ。

ニュアンスで汲み取ってほしい。

そんな話しかたをされることが増えてきた。

「わかるでしょ?」とな。

おかんちゃうねん。
ごめん、わからんわ。

と、思いつつ、
話してくるのがすべて自分より
年長者なので、とりあえず待つ。

何を言いたいのか。
何をしてほしいのか。

自分の言いたいことを
まとめてから話すよりも、
話ながらそれらしくする、
話しながら相手に汲み取らせる。
それで長年やってきた人たちだから、
結論までが長い。長編。電話も長い。

だから出るまで待つ。
子どものトイレと同じ。
もしくは寝る前のぐずりと同じ。

待てる胆力を持つこと。
学校では教わらないけれど、
おじさん、おばさんは待ってあげて。

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