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世界一周 day179【ティラナ🇦🇱からオフリド🇲🇰へバス移動】~世界一周新婚旅行~

10/3、7時起床。

8:00、宿をチェックアウトしてバスターミナルへ向かいます。宿では7:30から軽食が提供されるって昨日言ってたけど、結局何も出ず相方は不満そうでした。

宿から歩いて数分のバス停、みんな通勤前かな?


これから向かうのは、Tirana East Bus terminalです。先日ベラト行のバスに乗ったバスターミナルとは別で、今回はティラナ市内の南にあるTEGっていうショッピングモール併設のバスターミナル。

どうやら最近新しくなったため、ネットにはあまり情報が乗ってなかった。

朝だからか、だんだんと混んでいきました。

8:45、30分ほどで到着。

降りる時、15kgあるバックパックをよっこらせと背負った時、背中にピキッと痛みが走る。

やってしまったぁぁぁぁ。ギックリ腰とかではなく、只々背中の筋が違えた感じの痛み。バックパックを背負うために背中に力を入れると、痛くて笑えてくる🥹

ふぅ、でも動ける限りは頑張って移動するしかない。

バスターミナル内へ。

今回はFlixbus経由で予約しました。ただ運行はEurobusという会社のようで、念の為早めについてココで確認。合ってました。値段は1人€17.99です。

まだ時間はあるので近くのカフェへ。

9:45発のバスで次の国である北マケドニア🇲🇰のオフリドへ向かいます。

9:30、バス停へ行くと止まってました。


9:45、北マケドニアのオフリドへ向けて定刻通りに出発。バスの乗客は、自分たち入れて僅か5人でした。採算取れてるのかな?

さて、皆さん北マケドニアという国はご存知でしょうか?

僕は、2017-2018年にマリノスに在籍したダビド バブンスキーがマケドニア出身だったため、聞いたことはありました。

マリノス公式Xより引用

バルセロナ育成組織出身で、古典的なファンタジスタ10番タイプ。体はヒョロヒョロで、全然現代のフィジカル重視サッカーには合いませんが、めちゃくちゃボール扱いが上手かったなぁ。実は父も元Jリーガーで、外国籍選手で親子揃ってゴールを決めたのは、Jリーグの歴史の中でバブンスキーが初です。

やっぱりバブンスキーを語る上で外せないのは、2017年の開幕2戦連続ゴールは強烈に印象に残ってる。デビュー戦では、日産で浦和レッズ相手に挨拶代わりのスーパーコントロールショットを決め(0:29~)、次の三ツ沢でのコンサドーレ札幌戦ではペナルティエリア左45°から左足でアウト回転を掛けたスーパーボレー(1:55~)。ロマンがあって、めちゃくちゃ上手い選手だったなぁ。

右利きなのに、両足でのボールコントロールが最高。是非動画を見てほしい。

自分の思い出話失礼しました。でもそのおかげでマケドニアを知ったから、サッカーを見てたら本当に世界が広がるというのはみなさんに伝えたい。

ところで、今の正式国名は北マケドニアですが2019年まではマケドニアでした。実はギリシャとの間に名称論争があり、数年前にマケドニアから北マケドニアへ国を改名したばかり。ギリシャにもマケドニア地方があり、ギリシャはマケドニアを国名とすることに大反対。その結果、2019年には北マケドニアへ国名を変えることになりました。

また、歴史としては古くからマケドニア王国としてこの辺り一体を支配していた時代もあり、その他にローマ帝国やオスマン帝国に支配された時代もありました。そのため、北マケドニアもバルカン半島他国の例に漏れず、色々な文化や歴史が混ざり合った国です。

話を戻して、そんなこんなでうたた寝したりボーッとしたり。

するともうすぐ国境というところで、バスが割と強めのブレーキ。

ん?と思って前を見ると....

なんと、丁度目の前で車3台が絡む事故で道を封鎖。

かなりの山道上り坂で、上りは登坂車線いれて2車線、下りは1車線のみ。たぶん黒い車同士が上りと下りでぶつかり合い、真ん中の車は180°スピン、そのまま真ん中の車は登坂車線にいた白い車にごっつんこ。白い車はそこまで被害がなかったので、少しズラして道の完全封鎖はすぐに解けました。

幸い重症者は居なさそうだったから良かったけど、少し間違えたら自分たちのバスも巻き込まれてたなと考えると、ゾッとする。

しかも、Googleマップを見るとその後はずっと事故現場付近が真っ赤だったので、事故渋滞もギリギリで遭遇せず。

そして事故現場から数分、ティラナを出てから2時間ほど走って、アルバニアと北マケドニアの国境手前に到着。

バスの中で待っているだけで、運転手さんが全員分のパスポートをパスポートコントロールに持っていってくれます。自分たちはバスの中で待っているだけでOKなので、超楽チン。

出入国審査で少し混み合っては居ましたが、30分ちょいで無事に出入国完了。

いや、無事では無かったかな?5人の乗客のうち1人が、北マケドニアのビザを持っていないとのことで入国出来ず。国境でバスを降ろされて、アルバニアに戻っていきました。どこの国の人だったんだろうとか思いつつ、日本のパスポートは北マケドニアもビザ無しで入国可なので、日本のパスポートって本当に強いなと感じる場面でした。

12:15、国境を出発。

ということで.....

節目の30ヶ国目 北マケドニア入国!!!🇲🇰

途中、入国して最初の街ストゥルガで運転手が交代。オフリドまではあと少し。

12:50、3時間ほどでオフリドのバスターミナルに到着しました。

歩いて25分ほど、宿のある市内方面へ向かいます。

雰囲気はまだ違いを感じられませんが、間違いないのはキリル文字を見る場面が増えたこと。

13:30、宿付近に到着しましたがまだホストから連絡が来ないのでゆっくり待つ。

天気が残念だな。

13:45、ホストと合流して宿へ。
今回はAirbnbです。オフリドはゆっくりするため、4泊滞在の予定。1人1泊2200円ほど。

うん、綺麗で良い感じですね!

14:30、お腹が空いたので昼飯へ。

ローカルレストランでケバブを食べました。コーラも合わせてこれで1600円ちょい、物価感覚的には日本の7-8割くらいかなと思います。

数年前までと比べると圧倒的に高いけど、それでもまだバルカン半島は日本と同じかやや下くらいの値段ですね。それも数年後には抜かれるのでしょう。

さて、オフリドの街を少しお散歩。
面白そうなものが、いくつかあった。

たぶんオフリド唯一の日本食。
でも看板にはトムヤムが書いてあって大丈夫そう?意外と人は居ました。
たぶんこの店で1番高価🐈

さて、街並みはこんな感じです。

大きなオフリド湖沿いに、オフリドの街がある感じ。雰囲気の良いプチリゾートみたいな感じで、沈没しちゃいそう。

実はこの辺り『オフリド地域の自然・文化遺産』として世界遺産に登録されています。自然文化遺産ということは、つまり世界遺産的にいうと複合遺産。しかも、複合遺産として登録されたのはオフリドがヨーロッパ最初らしいです。

自然遺産としては、アルバニアと北マケドニアに跨るオフリド湖中心。透明度は随一で、500万年前には誕生した湖だそう。文化遺産としては、石器や青銅なども見つかり、ヨーロッパ最古級の人類定住地とされてるらしい。また3世紀頃からはキリスト教もこの辺りに伝来、6世紀頃からはスラヴ人も入植、ローマ帝国やオスマントルコ帝国などに支配された時代もあり、多様な文化が入り混じったことがよく分かる建築物ばかり。そういった歴史的な観点も、非常に価値があると評価されています。観光自体はまた明日以降にしてみましょう。

16:30、スーパーで買い物をして帰宅。

全然話は変わりますが、宿も周りはクラブやカジノばかり。

調べたところ、決して治安の悪いエリアとかではなく、北マケドニア人はパーティー好きで生粋のパリピらしい。友達と遊ぶとなったら、大体クラブかホームパーティーだとか。文化の違いですね。

またそこから感じ取れるのは、アルバニアよりも幾分か裕福な国なんだろうなということ。お金がないと、普通はパーティーなんて出来ない。そういう文化が育まれているということは、比較的余裕があるんだと思います。

実際に民度も高いな感じる場面があり、スーパーで精肉を頼んだ後に店員さんに「どこから来たの?」と声を掛けられました。何気ないことですが、アルバニアでは無かったこと。たぶん「チャイナ?コリア?」って、名指して声を掛けられてただろう。

ちゃんと相手の事情も配慮して、国名指して聞くのではなく「どこから来たの?」と聞けるのは、民度が高くしっかりと教育を受けてる証だと思います。世界を旅して分かるけど、チャイナ!なんて名指しで言われたら良い気分はしない。(差別良しという意味ではなく、ただ日本人というのを理解してほしいだけ)

その後はお腹が空くまで家でゆっくり。
シャワーを浴びて、今後の予定調べ。

20:00、夕飯。

折角キッチンもあるので、自炊しました。

久しぶりの白米!電気熱で温めるタイプのコンロで、めちゃくちゃ炊きにくくおこげがいっぱい出来てしまったが、まあ美味しかったので合格。

0:00、就寝。

明日は背中が少し良くなってほしいな〜。
因みにオフリドでは4泊の予定で、だいぶゆったりします。明日は雨予報なので、引きこもりかな。

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