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人間力〜第一章 働き方②〜

価値を見直すとは具体的にどうゆうことを言っているのかと言うと、会社や何かの組織に属して働くということは常に自分の代わりはその業務において作ることが可能であるということを忘れてはいけない。
時として人は自分のことを守るために自分でしかできないという防御線を張ろうとするがこれは意味がない。
どういうことかというと業務ってのは引き継ぎを前提として成り立っているので余程の職人技でない限り・・・いや職人技であってもそれ自体がもつポテンシャルは1であれば1だし、10であれば10しかない。
その人に対しての価値ではなく、技術そのものの価値が高いというだけだ。
だからほとんどの人が陥ってしまう仕事内容に価値を見出すことは無意味であることは理解していただけただろうか?
働き方はしっかりと働く意味と自分が仕事において持っている価値を理解することで初めて指針ができる。
あなたの価値はあなたのオリジナリティー・個性にある。
自分の意見を持ち、考察し発信する・・・その事自体が価値となっていく。
正解・不正解を決めることに意味があるんではない。あくまで結果は結果でしかないがプロセスを出せるか、否かが重要になるのだ。
例えば会議。
参加するだけって思う会議や打ち合わせなら出ないほうがいい。
重要なのはその会議に参加することで自分の価値をどうだすのか?ということだ。
時間を無駄に使う人のほとんどが意味のないことに時間を使っている自覚がない。
働き方改革、テレワークでここら辺に関しては痛い思いをした人も少なくないはずだ。
これは管理側に限ったことではない。
末端の作業者や従業員でも当てはまることはある。


まず与えられた仕事をすることで価値の提供ができていると思うな。


そんなで価値が出せているなら海外の安い労働力でなんとかしようという発想にはならない。
与えられた仕事に価値はない、与えられたモノを昇華させたり、発展させる努力をすることで価値が生まれるのだ。
もちろん価値の出し方はこれだけではない。
リーダーをやるってのは価値に繋がるがリーダーをやることで価値になるのは学生までだ。
結果を出さないと価値は生まれない。
そういう意味で中途社員や新入社員の入社直後は価値の塊だ、なんせ会社に染まってないのだから。
そこで一歩踏み出し自分を出す事ができれば価値を生み出す働き方ができるし、呑まれてしまえば大勢のうちの一人になる。

流されることに疑問を持て

言われたことをやる、流されて行動する、自分の意見を持たない・・・ロボットのような思考では代わりになる人は山ほどいるわけだから価値なんて生まれるわけがない。
ここで難しいのが自分の我を押し通すことが価値ではないことに気づかなければならない。
バランスをとりながら自己主張していく“上手さ”を持たなければならない。
もしくは誰も追走できないくらい突き放す爆発力を持つか・・・だがそこまでの爆発力があれば社内起業したり、経営者を目指した方がいい。
ここまで書いたのはあくまで報酬や自己成長を求める人に向けてだが、何も考えずに与えられたことだけをこなす毎日を送っていたらそこに待っているのは間違いなく明るい未来ではない。
しかし最低限の生活は送ることは出来るだろう。

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