真相は闇の中... #1518
皆さん、Bom dia!
先日、カンボジアでの試合、遠征中。
バスの中で、ウズベキスタン人が僕に、『お父さんの容態が危ないんだ…』と落ち込んだ様子で話しかけてくれました。
「そうなのか…それは心配だ…」と…
試合当日の朝も、下を向いていたので「大丈夫か？」と話しかけると、『心配なんだ。』って。
試合を終えた翌日。
彼とボスがどうやら話し込んでいました。
お父さんの容態を心配して、彼はカンボジアからウズベキスタンに向けて直接帰国するよう、手配をボスがしてくれていました。
なので、僕たちとはラオスへ戻らず一旦さようならを…
僕自身、彼の優しい性格は好きだったので、「お父さんの無事を祈って、ラオスで待ってるよ！」と伝え、カンボジアを後にしました。
数日後。
彼から、クラブのグループチャットに一通の連絡が…
『お父さんは無事だった！』『ラオスでまた！』と。
その時チームメイトの皆んなは、彼のお父さんの無事と彼の帰省を喜んでいました。
そして、その翌日。
ウズベキスタンのあるクラブから所属クラブYoung Elephants FCのボスに連絡が入ったそうでした。
『クラブからのリリースレターを出してくれ！(移籍できるようにしてくれ！)』と。
“ん？”
もしかして、お父さんの病態の話は嘘だったんじゃないか…
ウズベキスタンに戻るための作戦を、試合前から練って俺に話しかけてきたのか…
本当にお父さんの容態が危なかったら、試合前でも帰っていたか…
そんなことが脳裏に…
7月24日、カンボジアで試合。
7月31日、彼はウズベキスタンのクラブへ移籍が完了していました。
なんなんや、これ。
直近のウズベキスタンでの試合。すでに出場していました…
真相は闇の中。誰にも分かりません。
良く言えば、お父さんが無事で良かったこと。
悪く言えば、騙されたんかなってこと。
そんな出来事がつい最近ありましたとさ。
あの辛そうな顔…信じてたのに…
それではこの辺りで！VAMOS!!!!!
たくむ
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