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和声

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和声の学習上のコツをまとめています。不定期連載です。
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#和声

和声の学習についての考え。

和声の学習についての考え。

はじめに。作曲科の受験において、どこの音大でもほぼ必須とされる和声。
その学習範囲はバロックから古典派、古典派からロマン派までと極めて膨大であり、習得にはある程度まとまった時間が必要です。そのため多くの学生は受験を意識した頃からレッスンを受け、年単位でじっくり学ぶことになります。

私自身も例に漏れず作曲科受験のために和声の勉強を始めた口ですが、学習当初はとても和声に苦手意識があり、赤点続きの状態

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和声覚え書きシリーズ 第4回・上がる第7音

和声覚え書きシリーズ 第4回・上がる第7音

はじめに第4回では、Ⅴ度の第二展開形からⅠ度の第一展開形へ進む際によく用いられる、上がる第7音について解説します。

この第7音を上げる連結を使うことにより、Ⅰ度の第一展開形の上3声に第3音を入れない配置を使うことができます。

基本の連結

基本の形はこちらになります。長調、短調ともに使うことができます。
このようにⅤ度の第二展開形からⅠ度の第一展開形へ進む際に「内声にあって、導音より下にある第

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和声覚え書きシリーズ 第3回・フリギア終止

和声覚え書きシリーズ 第3回・フリギア終止

はじめに第3回では半終止で使われることもある特徴的な終止をご紹介します。この終止は「フリギア終止」と呼ばれることもあります。

フリギア終止の基本

基本の形はこちらになります。

長調、短調ともに使うことができて、使い勝手の良い連結です。

また、直接的なフリギア終止ではありませんが、このようにフリギア終止の連結に、経過音が入ることもあります。またその響きを単体で使うこともできます。

右の例は

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和声覚え書きシリーズ 第2回・非和声音(掛留音、倚音)

和声覚え書きシリーズ 第2回・非和声音(掛留音、倚音)

はじめに第2回では、非和声音を使うことで得られる響きや音の動きの一部を解説します。
また、課題旋律の非和声音の動きから「逆算して」和声付けしていくことも課題を解く際に大きな手助けになります。

譜例はC.D.(ソプラノ課題)の様式を想定しています。

根音への掛留音、倚音

多くの場合、どの和音にも根音への掛留を入れることは良好な効果をもたらします。

第5音への掛留音、倚音

Ⅴ度(借用和音、減

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和声覚え書きシリーズ 第1回・冒頭の定型

和声覚え書きシリーズ 第1回・冒頭の定型

はじめに和声について、ある程度習熟した学習者は知っているが、今まであまり明文化されてこなかった「パターン」のようなものがあると思っています。
このシリーズは、ある程度進んだ学習者のためのメモとして、また自分自身のためにも、そういったものをまとめてみようという試みです。
気に入ってくださったらシェアしていただけると嬉しいです。

また、この企画は決してすべてを完璧に網羅することを目的としているわけで

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