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歴史の勉強こそ実際足を運んで学ぶべし

人生初の九州旅行は、姫路城、太宰府天満宮、于奈岐日女神社、宇佐神宮、大阪城など様々な神社やお城を巡ってきた。その時感じたのは、歴史の勉強の必要性だ。歴史の授業こそ座学ではなく、実際に足を運んで学ぶことこそ価値があり、大切だと強く感じる。

例えば、奈良の東大寺に行ったことがある人は多いだろう。奈良・京都の修学旅行であれば必ず行く場所だ。その時見た大仏の大きさに驚いた人も多いのではないだろうか。事前に歴史の授業で東大寺のことを学び、写真で見た大仏を実際に目の当たりにして、その大きさに驚く。この体験こそが、歴史を学ぶ上で重要な要素だと思う。

今回の九州旅行で訪れた太宰府天満宮と宇佐神宮は、日本三大神社の一つである天満宮と、八幡社の総本社ということで全国から多くの観光客が訪れる神社だ。実際に訪れて感じたこと、そして事前にもっと勉強しておけばよかったと感じた経験について詳し伝えていきたいと思う。


実際に足を運ぶことの重要性

歴史を学ぶ際に、教科書や資料だけでは得られない現地の雰囲気やスケール感を体験することが重要だ。例えば、太宰府天満宮は菅原道真を祀る神社であり、彼の人生や業績を深く理解するためには、実際にその場所を訪れることが不可欠。道真は平安時代に右大臣として活躍したが、後に太宰府に左遷され、その地で没した。その後、彼の怨霊が災いをもたらすとして、彼を祀るために太宰府天満宮が建立された。

現地を訪れることで、彼が過ごした場所やその歴史的背景を肌で感じることができ、単なる文字情報以上の深い理解が得られる。例えば、太宰府天満宮で見た梅の木や石碑は、道真の伝説やエピソードを思い起こさせ、歴史的な出来事がよりリアルに感じられる。


事前学習の重要性

実際に現地を訪れる前に、事前学習をしっかり行うことが重要である。例えば、菅原道真の生涯や業績について詳しく調べておくことで、現地での理解が深まり、見学の際により多くの知識を得ることができる。また、現地で見るものや体験することについて、具体的な知識を持っていることで、その場所の歴史的意義をより深く理解することができる。

具体的には、太宰府天満宮の歴史や建築様式、祭りや行事などについて事前に調べておくことが有益だ。また、現地での見学ルートや見どころを把握しておくことで、効率的に見学を進めることができる。事前に調べておけば、現地での時間を有効に使い、より充実した体験ができるだろう。

現地での学びの実践

現地での学びを最大限に活用するためには、以下のような方法が有効です。

  1. 現地ガイドの利用
    専門知識を持ったガイドの説明を受けることで、より深い知識と理解が得られる。僕も観光地に行った時は、そこのガイドさんとよく話を聞いて、そこでしか聞けない話を聞くのが好きだ。ガイドは、歴史的背景や逸話、建物の特徴などを詳しく説明してくれるため、教科書には載っていない情報を学ぶことができる

  2. 現地の資料や展示物の活用
    神社やお城には、歴史を学ぶための資料や展示物が多数ある。これらをじっくりと見学し、説明を読むことで、より多くの知識を得ることができる例えば、太宰府天満宮では、道真の遺品や関連する歴史資料が展示されており、彼の生涯や信仰の歴史を深く学ぶことができた。

  3. フィールドワークの実施
    実際に現地を歩き回り、自分の目で見て感じることが大切。建物や風景、地形を観察し、歴史的な背景と結びつけて考えることで、理解が深まる。例えば、宇佐神宮では、本殿や拝殿の構造をじっくり観察し、その建築様式や歴史的意義を学んだ


実際の体験と教育への応用

僕自身、教員免許を取得しようとしている中で、実際に足を運んで学ぶやり方を教育に取り入れたいと考えている。課外活動や校外学習として、生徒たちと一緒に歴史的な場所を訪れ、その場で学ぶ機会を増やすことで、生徒たちの興味と理解を深めることができると確信している

例えば、大阪城を訪れた際には、豊臣秀吉の偉大さと戦国時代の激動さに驚いた。このような体験を通じて、生徒たちにも歴史の魅力を伝え、より深い学びを提供したいと考えている。

まとめ

歴史を学ぶ上で、実際に足を運んで現地を訪れることは非常に重要だ。事前学習をしっかり行い、現地での体験を最大限に活用することで、歴史の知識と理解が深まる。
教員として、これからの教育においても、現地での学びを取り入れた実践的な授業を提供し、生徒たちに豊かな学びの機会を提供したいと思う。





僕も実際に中学生の頃、初めて奈良の大仏を見てその大きさに驚いた。

その感情こそ歴史の勉強にとって一番大切なこと、本来学ぶという行為なのではないかと感じる。

今回実際に太宰府天満宮と宇佐神宮は日本三大神社の天満宮と八幡社の総本社ということで全国からも観光客が多い神社に足を運べたことは嬉しく思っている。

しかし実際に足を運んでみると、事前にもっと勉強しておけばよかったということである。

太宰府天満宮は菅原道長を祭神とする神社で、平安時代に宇多天皇の元で右大臣と活躍していた人物であったが、宇多天皇没後、道長は太宰府に左遷されてしまう。

太宰府から朝廷に戻ろうとするが実現しないまま死んでしまい、没後に太宰府周辺では災いが起きるようになったことから、これは道長の呪いだということで道長を祀った太宰府天満宮が作られたとされています。

歴史の授業で学んだことがあるのである程度のことは知っていましたが、やはり忘れているところもあったりしたので、調べながら歩いて回るということをしていました。

もちろん実際に足を運んだからこそ見えて景色や学べたことも当然あるのですが、もう一度事前に勉強して行った方がよかったと思うこともあって、歴史巡りには勉強が必要だということを改めて思い知らされた。

僕は今、教員免許を取得しようと思っているが、教科は社会なので、歴史の授業などをやることになる。

そこで僕が理想としているのが、実際に足を運んで学ぶやり方だ。課外活動や校外学習と一般的に言われている活動だが、この活動が増えていく、むしろ座学は最小限にして、課外活動が多い授業形式のある学校を作りたい。

自分にあった教育システムを作っていくのであれば、そういった形の仕組みもあっていいはずだ。これは歴史だけではないと思う。ただ実際にその場所に行って肌で感じるという体験だけでもとても価値があると思う。

やはりそれが帰りの大阪城でも感じた。正直僕は戦国時代があまり好きではない。難しいし、僕の中ではあまり魅力を感じる部分が少なかった。

しかし大阪城によってみて、秀吉の凄さとその時代の激動さに驚いた。そしてこれはしっかり学ばないといけないという気持ちにもなったし、少し戦国系の映画を見てみようとも思うようになった。

今度旅を続けていく中で、必ず歴史巡りをするようにしているので、その場所にある歴史の背景など事前準備はしっかりしていく必要があると感じている。


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