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歴史の勉強こそ実際足を運んで学ぶべし

人生初の九州旅行は、姫路城、太宰府天満宮、于奈岐日女神社、宇佐神宮、大阪城など様々な神社やお城を巡ってきた。

その時感じたのは、勉強の必要性であった。歴史の授業こそ座学ではなく、実際に足を運んで学んでいくことこそ価値があるし、大切だと僕は思う。

例えば奈良の東大寺に行ったことがある人は多いだろう。奈良京都の修学旅行であれば必ず行く場所だ。その時見た大仏を見て、大きさに驚いた人は多いのではないだろうか。

特に中学生は事前に歴史の授業などで東大寺の勉強をするだろう。そして大仏の写真も当然見るはずだ。その後に実物を見て、大きさに驚く人や少し怖いと感じる人など色々思うことはあるだろう。

僕も実際に中学生の頃、初めて奈良の大仏を見てその大きさに驚いた。

その感情こそ歴史の勉強にとって一番大切なこと、本来学ぶという行為なのではないかと感じる。

今回実際に太宰府天満宮と宇佐神宮は日本三大神社の天満宮と八幡社の総本社ということで全国からも観光客が多い神社に足を運べたことは嬉しく思っている。

しかし実際に足を運んでみると、事前にもっと勉強しておけばよかったということである。

太宰府天満宮は菅原道長を祭神とする神社で、平安時代に宇多天皇の元で右大臣と活躍していた人物であったが、宇多天皇没後、道長は太宰府に左遷されてしまう。

太宰府から朝廷に戻ろうとするが実現しないまま死んでしまい、没後に太宰府周辺では災いが起きるようになったことから、これは道長の呪いだということで道長を祀った太宰府天満宮が作られたとされています。

歴史の授業で学んだことがあるのである程度のことは知っていましたが、やはり忘れているところもあったりしたので、調べながら歩いて回るということをしていました。

もちろん実際に足を運んだからこそ見えて景色や学べたことも当然あるのですが、もう一度事前に勉強して行った方がよかったと思うこともあって、歴史巡りには勉強が必要だということを改めて思い知らされた。

僕は今、教員免許を取得しようと思っているが、教科は社会なので、歴史の授業などをやることになる。

そこで僕が理想としているのが、実際に足を運んで学ぶやり方だ。課外活動や校外学習と一般的に言われている活動だが、この活動が増えていく、むしろ座学は最小限にして、課外活動が多い授業形式のある学校を作りたい。

自分にあった教育システムを作っていくのであれば、そういった形の仕組みもあっていいはずだ。これは歴史だけではないと思う。ただ実際にその場所に行って肌で感じるという体験だけでもとても価値があると思う。

やはりそれが帰りの大阪城でも感じた。正直僕は戦国時代があまり好きではない。難しいし、僕の中ではあまり魅力を感じる部分が少なかった。

しかし大阪城によってみて、秀吉の凄さとその時代の激動さに驚いた。そしてこれはしっかり学ばないといけないという気持ちにもなったし、少し戦国系の映画を見てみようとも思うようになった。

今度旅を続けていく中で、必ず歴史巡りをするようにしているので、その場所にある歴史の背景など事前準備はしっかりしていく必要があると感じている。


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