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夏休み

夏休みの予定を立てる。

最近神社巡りまくってるし、そこ中心に、日本中に目を馴染ませてみる。

ひとそれぞれ、趣味や勉強で学んだことを手がかりに旅して、馴染みの楽しみ方をしたり、新しいことに触れるんだと思う。

最近の僕の趣味は神社巡り。それを手がかりに、前回と少し違うテーマで巡ってみる。

4月は京都奈良中心に巡った。巡りながら、「二十二社」なる括りを知った。これは平安時代に確立されたもので、天変地異等の重大事の際に、朝廷が奉幣し好転を祈願した神社のようだ。徐々に増えたらしく、最終的に二十二社が数えられたようだ。こちらを巡るうちに、神社には、それぞれの成り立ちがあるんだなーと、知った。

夏休みはどんなテーマを手がかりに巡ろうか。

度々本で読み気になってる所がある。福岡県の沖ノ島だ。祭祀のための土地、というか、島全体が祭祀の対象らしい。21世紀に世界遺産に登録され、以来、神職のみが立ち入りしている。毎朝、海で禊を行うそうだ。

ここには立ち入れないので、1つ九州本土寄りの島に、奉拝所がある。また、その他の2つの神社を合わせて宗像大社と称している。

こちらの3社に行くことは、決めた。

こちらに鎮座する神様は、宗像三女神(むなかたさんじょしん)と呼ばれており、3社にそれぞれ祀られている。

こちらの女神は、皇祖神アマテラスとその弟スサノオが会って、なんやかんや生まれたらしい。

なんやかんやと言うのは、誓約(うけい)と呼ばれており、互いの宝を交換し、それぞれ破壊することで、何かしらを占ったのだ。

この時に、アマテラスが十拳剣(とつかのつるぎ)を噛み砕き、スサノオが八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)を噛み砕いた。アマテラスは尊いゲップをし、その息吹から生まれたのが宗像三女神だ。

スサノオのゲップからは、5柱の神様が生まれた。

さあ、この時生まれた神様が占いの結果な訳だが、神々がどちらの御子か、よく分からない。占いの結果はどちらに有利だったのか。「2人の子だ」という事にはならず、壮大な一悶着に発展する。それが有名なベスキュンバー糞便事件。すなはち天岩戸神話だ。

糞便の舞台は高天原、すなはち天上界のため、行けないのが残念だ。



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