初の大怪我に思うこと

7.11日　練習中
膝が「ぱきっ」となって、
「ちょっと痛いかも、週末試合出たいし今日は抜けておこう」
そう思って練習を抜けた。

自分で歩いてクラブハウスに帰れたし、力も入ったから大したことないと思っていた。

膝が緩くなっているといわれて、半月板は切れっちゃっているかも。と
MRIの前のチェックで診断してもらった。

MRIの病院に行く中で、大泣き。
「なんでケガするんだ」
「ケガなんてしてられない1分1秒無駄にできない」
「どんどん周りと差ができる。置いていかれる。」
「目指す場所には届かないのかも。」
そう思うと涙が止まらなかった。

病院について、MRIをとって、診断を待った。

「前十字靭帯断裂」

かなりショックだった。また泣いた。
「今年サッカーできないんだ。何もできない、残せないまま1年終わっちゃうんだ。」

ただ、不思議と大泣きして落ち着いてきたら切り替えられた。
悲しいけど、強くなって戻るしかない。
思えば1度も大きな怪我をしてこなくて、プロになってからも離脱したのは10日ほどが1回。

この期間には意味がある。自分にとって必要な時間だから、与えられているんだ。
乗り越えれば、絶対いいことある。
諦めるのだけはやめよう。必ず這い上がる。
そう決めて病院から車を出した。

7.26日　初めての手術
メスを入れること、移植したり、縫合したり、体が元に戻るのか心配になる要素はたくさんあった。
けど、元に戻すのではなく、パワーアップすればいい。
「ケガをした後の自分」が
「ケガの前自分、このケガをしなかった自分」　より、いい選手になるように。パラレルワールドがあったなら、後者が最後に笑えるようにするんだ。そう決心して手術を受けた。

無事に手術は成功。

手術当日は経験したことのない、考えられないくらいの痛みが夜襲ってきて
自分は痛みに強いと思っていたけど、耐えれるような代物ではなく、
しっかりと悶絶しました。（笑）

リマインくんというラインの機能で自分にメッセージ送っといてよかった。笑

術後3日が経ち、先生、看護師の方などのサポートのお陰で
だいぶ痛みも落ち着いて、夜眠ることができています。

現状はこんなところですかね。

プロにならせてもらって4年目。いろんな方に出会い、学び、過ごしてきました。
尊敬すべき先輩方は、自分の言葉で、自分の思いを届けられる人達です。
先輩方の書いたnoteから学び、何度も救われもしました。
そんな姿がかっこよく、実際に言葉以上のことを背中で見せてくれました。

リハビリでのパワーアップの過程はもちろん、
ここまでのサッカー人生を振り返ったり、
きたる素晴らしい未来に思いを巡らせながら、
更新して行けたらなと思っております。

やったるぞー🔥