タクシー運転手さんとの数分のおかげで最高のスタートが切れた朝。

本日5月26日。
広島のRCCでオードリーのオールナイトニッポン東京ドームライブのステッカーが配布される特別な日です。

朝の8時から配布開始。
8時になる頃には列ができているかもしれないと不安に思った僕は１時間前にRCCに着くよう家を出ました。
いつもは乗らない６時30分発のバスは満員で、乗客が各々の理由でどこか落ち着きのない様子。
それが僕には全員ステッカー狙いのリトルトゥースのように映っていました。
僕はステッカーを手に入れることができるのだろうか。
ハラハラ。そんなことを考えながらバスに揺られていました。

ひとまず企て通り、7時5分には到着。
辺りを見渡す。誰も見当たらない。
どうやら一番のりのよう。
安堵と優越感に浸りながら配布の開始を待っていました。
10分経ち、２０分経ち。
まだ誰も来ないなぁ。
３０分経ち。
むむむ。。。何かがおかしいぞ。。。

オードリーのオールナイトニッポンは大人気番組なので、いくら金曜日といえど、この時間に配布待ちが一人なわけがない。
急いでTwitterで情報を確認。

日時に、、、間違いは、、ない。
場所は、、、間違い、、、だ。。。

RCC文化センターと勝手に思い込んでいたが、本当はRCC中国放送の正門前だった。
少しだけ離れている。。。

これは贅沢だがタクシーを呼んで駆けつけよう！

Uberを使うと１分足らずでタクシーが来ました。
ドアが静かに開き、僕はいそいそと乗り込む。

「RCC中国放送までお願いします！」
あまりの僕の慌てように運転手さんは僕を遅刻しかけているRCC社員だと思ったようで、「遅刻ですか！？！？」と尋ねてきた。
「いえ、ステッカーをもらいに。。。」モゴモゴと応えた。

僕の焦り様と目的とのギャップに不意をつかれたのか、運転手さんは大爆笑。
「遅刻じゃないのか！え、何のステッカーよ笑笑」
急にフランクな運転手さんに僕の勝手に張り詰めていた緊張の糸が弛む。
「オードリーのステッカーなんすけど、かくかくしかじかで勘違いしてたんですよ。」

運「へぇ！そんな人気なのか！オールナイトニッポン？？」
僕「そうですそうです！聴いてます？？」
運「聴いてるわけあるめぇ！５時出勤だから21時〜３時は爆睡よ。」

よく笑ってくれる運転手さん。
そんなこんなで話が仕事や趣味の話まで膨らみました。
実はたったの３分ばかりの関わりだったのですが、運転手さんと僕の人生の概要を共有し合うことができてしまいました。

僕の笑ってほしいところで大爆笑してくれる運転手さんのおかげで、
「仮にもうステッカーが手に入らなくても。。。」とまで思ってしまいます。

８時前にRCC中国放送に到着。
無事ステッカーをゲットできました。
考えてみると、ステッカーが手に入らなくて良いわけがないのですが。。。
ただ、楽しかった会話とステッカーを手に入れた嬉しさで歩いていてもニヤケが抑えられませんでした。
道ゆく人が僕を横目で見ていましたが、そんなことはどうでも良くなるくらいに素晴らしい1日のスタートを切れました。
運転手さんのおかげです。ありがとう。

みなさんの1日も最高のものになりますように。