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学生時代に考えたビジネスアイデアを振り返る(2009年頃)

みなさんこんにちは。この記事で3本目なのですが、noteで書く全体的なテーマが決まりません。最近はじめたTwitterの投稿内容もごちゃごちゃです。

当面は書きたいことを書いていこうと思います(モチベーションが続かないからです)。

さて、以下本題です。

学生時代に考えた主なビジネスアイデア

私は学生時代にビジネスコンテストにいくつか応募・出場していました。結局、どのアイデアも実業化せずに就職したんですけどね。

2009年頃に考えたアイデアなので、約10年経ったいま検証できるなと思い、このテーマで記事を書いてみました。

学生時代に考えた主なビジネスアイデアは下記の通りです。
①:ビニール傘の無料化
②:リクルートスーツの無料化または格安化
③:新幹線駅構内に特化したレンタルショップ
④:ガソリンスタンドの最適情報提供サービス
⑤:健康弁当の宅配

改めて見ると「Web・スマホアプリ」の観点が殆ど無くてびっくりです。2009年頃は「iPhone3G」が発売された翌年であり、スマホは普及しておらず、リアルをメインにしたアイデアが殆どです。

ちまみに①・②のような「有料のものを無料にする」というのは、当時「タダコピ」という学生ベンチャーが立ち上がって凄い!みたいな話をよくしていたので、それに引っ張られて考えてました。

タダコピは、コピー用紙裏面を広告掲載スペースとすることで、大学内でコピーサービスを利用する際に大学生が負担する費用を無くしたビジネスです。
http://www.tadacopy.com/


①:ビニール傘の無料化

着眼点:雨の日に傘を持っていくのを忘れ、いつもコンビニで傘を買うけど、めっちゃ無駄と思ったのがきっかけです。

ビジネス概要:ノベルティとして「おしゃれなビニール傘」を受託制作するデザイン事務所。アパレルブランドをはじめとする自分の好きなブランドの傘をもらえる世の中になると嬉しいなと。小売店にとっては「雨の日の来店動機」になったり「ユーザーが傘を持ち歩くことでブランド認知を広げる」こともできるなと思って、こんなアイデアにしました。

振り返り:当時某大手企業が傘を無料配布したが、結構な数の傘が捨てられ問題になったというニュースを見て、無料配布すると人間はモノを無駄にすると思い諦めました。

DYDOさんが「レンタルアンブレラ」と言って、自販機で傘を無償で貸し出すサービスを社会貢献の一環で展開されています。
https://www.dydo.co.jp/sustainability/activity/rental-umbrella.html

この取り組みを見て「配布」じゃなくて「貸出」という線で考えればよかったかなと思いました。「貸出」と「返却」しなければならないので、捨てられる問題も少なくなるかなと。


②:リクルートスーツの無料化または格安化

着眼点:就活時にしか着ないリクルートスーツに数万円も払うの無駄過ぎでは?と思ったのがきっかけです。

ビジネス概要:「内定を決めた就活生がスーツを寄附し、これから就活する人とマッチング」するというものです。OBから後輩に受け渡すってストーリーも良いかなと。スポンサーなどから広告料や寄付金を募って回そうと考えていました。

振り返り:当時友人にインタビューしたら「リクルートスーツは親に買ってもらうで私は困らない」という人が多く、驚いたんですよね。私は自分で買ったので課題感があったのですが、みんなは困ってなかったんです。つまり解決すべき課題はそんな大きくないということを感じ、諦めました。

現在、「カリクル」というサービスが、就活生向けにリクルートスーツ完全無料レンタルサービスを展開されています。協賛企業から広告料や支援金をもらって運用してるようです。
https://caricuru.jp/recruitment/

このサービスは貧乏学生のために是非続いて欲しいと思います。


③:新幹線駅構内に特化したレンタルショップ

着眼点:「東京~大阪間の新幹線移動って暇やな」とおもったのがキッカケです。当時はスマホも無く、ガラケーもバッテリーがあまり持たないので、2時間40分という移動時間は結構暇だったんですよね。

ビジネス概要:新幹線駅構内だけに出店するレンタルショップです。「東京駅で漫画借りる⇒新大阪で返す」ということを実現するためです。新幹線をネットカフェにしようぜみたいなノリです。

振り返り:学生がやるには「権利関係問題や初期コスト高すぎ」で諦めました。個人的には似たようなサービスがあれば今でも利用しようとおもってます。TSUTAYAかGEOさんはぜひ新幹線駅構内に出店して下さい。飛行機場でも成り立つと思ってます。

④:ガソリンスタンドの最適情報提供サービス(唯一のスマホ系アイデア)

着眼点:ニュースで「安いガソリンのために遠くのGSまで買いに行く主婦」を見て本末転倒やろと思ったのがきっかけです。

ビジネス概要:GPSで現在地を取得し、GSまでの距離・各GSのガソリン価格・燃費を元に最適なGS情報を届けるスマホアプリです。

振り返り:大体の人は結局近所のいつものGSで給油するから、このサービスは手間が掛かるわりには儲からないねってなりました(当時はそこまでGPS付端末が普及するとは思ってなかったので)。あとtoCではなく、カーナビ業者や運損業者への情報提供でワンチャンあったのかな。

現在、「ガソリン価格比較サイト gogo.gs 」というサービスが、ガソリン価格やガソリンスタンド情報を共有するサービスを展開されています。
https://gogo.gs/


⑤:健康弁当の宅配

着眼点:当時はそこまで健康志向の世の中ではなく、健康弁当やミールキットサービスは殆どありませんでした。痩せる弁当を定期配達してくれたらええよなと思ったのがきっかけです。

ビジネス概要:「栄養士が考えた痩せる弁当」を宅配するサービスです。

振り返り:確かセブンミールが先駆けて取り組んでて、コンビニがやるなら諦めるしかないなと当時は思いましたが、今はnoshをはじめとする健康弁当をデリバリーするプレイヤーは沢山いるので着眼点は良かったのかなと思います。


ビジネスコンテストに出てから10年

私は学生時代に公認会計士試験に合格したので、学生卒業後は会計の専門家として仕事をしてました。が、新規事業って楽しいよなと思って結局起業もして2足の草鞋を履いています。

会計の専門家として仕事を受けて、経営や新規事業に関する仕事も付随してサポートすることもよくあり、学生時代にビジネスコンテストへ出た経験は自分の基礎となっています。いや、やっぱそんなことないです。たまたま結びついてそれっぽく書いただけです。

終わり

2020年7月24日からTwitterをはじめました。
良ければフォロー宜しくお願い致します。質問等あればお気軽にDMどうぞ
https://twitter.com/takumi334

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