【好きなシーン7】ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

画像1 落ち目の俳優役のレオ様と、子役を演じる少女が、撮影の合間に一緒に読書するシーン。それぞれ持っている本の大きさがこれから吸収する知識の量を暗示してるのはさておき、内容を紹介し合う。
画像2 小説の登場人物について少女に聞かれて、「今は輝いてない。というより落ちぶれてる。役に立たないことを、受け入れていくんだ」と説明しているうちに、自身の置かれている状況と重なり、泣き出すレオ様。
画像3 見かねた少女は、「泣かないで。悲しいお話ね。」「おチビちゃんも15年経つとわかるよ。」小説(架空)と実際が食い違うというシーンを映画(架空)の中の映画の撮影で見せられる、という入り組んだ構造に迷いこまされる。
画像4 ちなみに、この少女の座っている椅子には「ジョディ・フォスター」と。彼女は実際に3歳からCMに出ていて天才子役とされていたから、時代設定と合う。架空のお話に実在の人物を紛れ込ませているタランティーノの遊び心好きです。

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