叱るやさしさ
こんばんは、今日は子どもと、叱る・注意することについての話。
今日、家の近くのスーパーで買い物をした際に、衝撃的な光景を目にしました。
買い物カートの下段部分に、小さな子どもを乗せている母親と見られる人が居たのです。
上のカートに
子どもが
こう寝っ転がるような、座っているような形で乗っていたわけです(やっつけ編集すいません)
「え?カートから落ちたらどうするの?」って話です。
まあこの時は変な人も居るものだな、と思っていましたが、続けて同じ子どもの乗せ方をしている母親が居て、もうガマンできず
「危ない!」
と、声を出してしまいました。直接呼び止めていったわけではありませんが、おそらく聞こえていたと思います。
多くの方が分かっていると思いますが、カートの下段部分は
「かごや商品を載せるところです」
「子どもを載せるところではありません」
子どもを乗せる椅子があるカートがあります。
お母さん方、スーパーの床はコンクリートで少しの高さからでも落ちると、大変危険です。
「子どもにけがさせたいですか?」
「一生残る後遺症つけたいですか?」
国民生活センターの子どもをカートに乗せる際の事故や、危険性が載ったPDFです。
2016年までの5年で100件以上の事故が起きています。
保護者さん、「子どもの責任取れますか?」
もしこのnoteを見てくださる中で、このような子どもの乗せ方をしている方がいらっしゃいましたら、
今日から辞めて、子どもを乗せる用のカートを使ってください。
小さい子が居る中で買い物をするのは大変です。今日のケースも子どもを乗せる用のカートが混雑で不足していたかもしれません。
しかし、子どもを子どもを乗せるカート以外のカートに乗せるということは止めてください。
と、ここまでが子どもを直接的にしつける、というか、親・保護者に向けた話です。
ここからは全員へ向けた話
「最近見知らぬ人を注意したことはありますか?」
あんまり無いかもしれません。自分もあまりありません。
公園にいただけで通報されるような世の中です、見知らぬ人に関わることはリスクがあります。
しかし、人は他人から指摘されないと間違っていることがわかりません。
人に関わらないでいるということは、間違いを直せず、そのまま行ってしまうということになります。
上のケースでも、カートの下段部分に子どもを乗せている、という誤った使い方をしていることがそれが誤った使い方だとわからなかったかもしれません。
もしくは、違う使い方とは認識していても他の人がそうしているのを見て「あのやり方でいいのか」と勘違いしてしまったかもしれません。
自分は「危ない」と声を上げましたが、おそらく彼女にとっては見知らぬ人にそう言われることは驚きでしょう。
見知らぬ人から注意されることは驚きになり、記憶に残ります。
自分の体験を話すと、3ヶ月ほど前に電車の3人掛けロングシートに乗った際、眠って隣の女性に寄りかかってしまい、女性が嫌がっているのを見た男性に注意されたことがありました。
どんなシチュエーションで何を言われたか、いまでもはっきりと覚えています。
みなさんもそのような体験があると思います。あるといいな。
誰かに注意されると、なかなか自分の間違いを認められません。上のときも「寝て寄りかかっているのはわざとではないのだから仕方ない」とそのときは思いましたが、後から考えてみると「嫌なものは嫌だな」と考えられ、自分の間違いを認めることが出来ました。
このように、他人に注意されるということは役に立つことなのですが、いかんせん注意する人がいません。
自分も逆ギレされたらたまったものではありませんし、直接言うべきではないケースもあります。
そんなときは、何か機関に要望しましょう。
高校生の電車マナーが悪いと思ったが、注意するのは気が引ける、そんなときはその高校生の高校に電話をする、鉄道会社に言う、などの方法があります。
高校側は嫌でもそのような電話には対応しなければいけませんし。
そして、こんなことを19の僕が言うのも何ですが、より皆さんには
「子ども・若い人」
を注意していただきたいと思います。
中にはマナーが悪いお年寄りも居ますが、まああまり先がないので放っておけば自然消滅‥‥は冗談として、経験があると、なかなか他人の意見を受け入れるというのが難しくなります。素直になれないんですね。
それに対して子ども・若い人は経験が浅く、意見を受け入れやすいと思います。
それに彼ら・彼女らには未来があります。人生100年時代も見えてきます。それを生き抜くためにも、他人に注意される、ということは重要なことです。
もちろん論理的に合っている注意でお願いします。言いがかりではたまりませんので。
自分の文章力に絶望しながら、まとめとしては、
「もっと他人に関わろう」
ということですね。注意だけでなく、褒めてあげることももちろん大切でされる側はうれしいことです。
ここでブログからとあるアニメの台詞を引用します
「なぜ世界征服をもくろむのか
くだらん国境を取り払い
世界を一つに結び
戦いや、いがみ合い、傷つけあうことなく
格差をなくし、誰の子どもも自分の子どものように愛するのが
わしたちの世界征服の理想じゃ!」
鷹の爪団の総統の世界征服をする理由です。
こんな世界征服だったらされても良い、したいな。と思います。
世界征服とは行かなくても、他人と関わり、注意し、学び、褒められ、学び、それを互いにしあったらもっと世界はよくなるのではないかと思います。
ありがとうございました。