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母校の辞退について

こんにちは。Takumaです。

久しぶりに長い記事を書こうと思った矢先に
こんな記事が目に入りました。


私の母校関東一高の選手権準決勝辞退。。
理由はコロナ(COVID-19)陽性反応。

ん〜言葉が出なかったのが正直なところです。
「マジか」それに尽きます。


開幕戦からOBとして観させて頂き、
私たちの代には無かった「技術」「戦略」が
毎試合毎試合観れていて、とても楽しい試合をしておりました。

小野監督のしたいサッカーを体現できる素晴らしい選手達なんだなと
つくづく感じておりました。

皆様の印象に残っている試合はきっと
VS静岡学園だと思います。私も同じです。

日刊スポーツより 関東一高vs静岡学園 2022/1/4

80分間耐えに耐え続けて1回のチャンスをモノにし、
PK戦で勝利した一戦でしたね。

あれもサッカーの楽しさの1つだと感じます。
世間の逆境を跳ね返す強さ・何度も仕掛けられてもやられない強さ、
1本を仕留める強さ・PK戦の強さ、どれを切り抜いても
素晴らしい試合でした。

輝きすぎていて、憧れすら頭に過ったほどです。
日本でどこよりも輝いていたと思います。


まず、ありがとうございます。
全試合を通して勇気と感動を届けて頂きました。
私も負けてられないなと思わせて頂きました。
そしてこの結果については絶対に誰も悪くありません。


私が現役の時、小野監督がよく言っていた
言葉があります。



【自分の言葉に変換しなさい】

【自分に矢印を向けなさい】



この言葉はいくつになっても必要となる言葉です。
私の行動指針にもなっています。

【自分の言葉に変換しなさい】
言葉だけだと難しいですよね。あくまで私の解釈ですが、
インプットしたことを再度自分が普段使い慣れている言葉に
変換しなさいということだと思っております。

【自分に矢印を向けなさい】
失敗したこと・成功したこと・その判断をしたこと・
その行動をしたことなど全て自分と向き合って行動しなさいと
いうことです。そしてその行動の結果も受け止めなさいということ
だと思っております。


小野監督は当時はものすごく怖かったです。
(今もそのイメージは抜けません。)
でも今になって1番学んだのは小野監督からの
ような気がしております。

別に辞退の記事が出たからわざわざ書いている訳では
決してありません。私も暇ではないです。


この歯痒さ・悔しさは一生忘れないものになると
思います。ただ変わらないのは事実だけです。

けどもう2つ事実があります。

1つは、小野監督をはじめ、
コーチそしてチームメイトと共に
【ベスト4になった】という事実です。

2つ目は一生付き合っていく何にも変えることの
出来ない戦友がいる事実です。


ベスト4になったことは本当にすごいことです。
新たな歴史を作るのは誰しもが出来ることではありません。
小野監督の言葉を絶対に忘れてはいけません。
必ず役に立ちます。必ずです。

そしてチームメイト(戦友)。
この記事の画像にもありますがこれは私の最高な戦友達です。
年齢を重ねるたびに何にも変えられない素晴らしい仲間たちだと
痛感しています。私は今でも変わらず大好きな仲間です。

ベスト4から2位・1位になれる可能性は確実にあったと思います。
けど、最高な仲間がいる。これが1番なんじゃないかなと。

結果は風化します。強くなればなるほど当たり前になります。
でも仲間は風化しません。あなたの人生において必ず
必要なピースとなります。


辛いと思います。悔しいと思います。傍観者でさえ悔しいので。
でも、こんな経験をできたのも日本では関一だけ。
「そんな経験いらないよ」と思うかもしれないけど、
人生においていらない経験・時間は存在しません。
きっと、ベスト4になった関一なら乗り越えられると思います。


何か力になれることがあれば私は手を差し伸べます。


p.s.
現役を知っている人たちからすると
「変わったな」と思っていると思います。笑

【人はいつからでも、何者にでもなれます】

2022/1/8 Takuma









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