てっぺんハゲおやじ 音楽フェスの沼にハマる 膝まで①
オホーツクで一番アタマがカタイよ↑パパさん
不良カナダ人 セバスチャンsay 雀荘にて
僕は一般的に言う「視野が狭い」とか「融通が利かない」系の人間ではない。たぶん。
実際、外観も大柄小太りメガネのてっぺんハゲおやじであり、老若男女にイジラレやすく、且つ普通に社交的。なので、割と「堅物ではなくなんとなく軽め」系の人間(おっさん)であると思われているだろうし、たぶんそうなんだろう。きっと。
そんなキャラクターの恩恵なのか、ありがたい事に若者から同年代まで、なにかと色々誘われる事が多い。
「登山行こう」「自転車やろう」「この映画おもろいよ。絶対見てほしい」「あのアニメ最高~どう?」「推しアーチストのDVD貸すよ」などなど。こんなおっさんになまら(=北海道弁でvery)あり難し。なまら幸せ者である。
でもでも、実際の僕の返しというと・・・・・
「おっ、いいねー今度ね」「了解了解、考えとくよ」などとその場しのぎでまずあり難いお誘いを全く取り入れない。せっかくの温かい善意にも関わらず、まずまず取り入れない。なまら残念な人間。たぶんいや確実にワヤ(=北海道弁で悪いの最上級worst)残念人間なのである。
この、他人にはわかりにくい僕の本質である「トレンドを受け入れられない」という性格は何なの?と思い、様々な書物を読んだり学んだりと自己分析したところによると・・・それはパーソナリティ障害(自己顕示者)の母親が、極端な自己中心性を子に押し付けた結果であると判明したのだった。
「流行り物は悪!」「流行は、去るまで静か待て!」という意味不明な「クソ掟」を幼少期より植え付け「呪縛ような太い鎖」となり、50歳を前にしたおっさんになった僕に、未だその太い鎖を身体に食い込ましてグルグル巻状態であったのだ。
でも、中年にもなって親の呪縛だー太い鎖だーワーワーとか言っても
ねぇ・・・いいおっさんが親とかなんなん?と僕も思いますよ。
実際のところ人の善意を取り入れないのは僕の行動であり、そんでもって取り入れない気楽さもありまして、結局その場しのぎを改善すらせずに、ズルズルとここまできました。
そうです!私が解かっていても変化しない「残念なおじさん」です!
(故志村けんのへんなおじさん風)
っていうか 「残念なおじさんだった」のです!!
あの不良外人との雀荘での出来事までは!!!!!
このあと数々の小さな出来事の積み重ねが導きとなって
僕は4か月後 フェスの会場で熱狂の渦中に幸せ顔で絶頂を迎えるのである
これはてっぺんが薄い頭の固い「残念なおじさん」が変身を遂げ年甲斐もなく薄っすら輝く軌跡である
この話 ちょっとだけお付き合い下さい!(②へつづく)