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うちの会社のことがアルバイトさんに伝わってとても嬉しかった話

今日はとても嬉しかったメッセージをもらいました。
うちの会社を今日付で退社するアルバイトさんからのメッセージです。

僕は自分が信じている何か、それもなるべく深いところの何かが人に伝わったときがとても嬉しいんだな、ということが分かったエピソードでもあります。

本人(なぎちゃん)から許可をもらったので、そのメッセージを載せておきます。
(「わんさん」というのは僕のことです)

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こんにちは。
わんさん、1年と数ヶ月でしたが、大変お世話になり、ありがとうございました。

また、この状況の中、今月末まで雇ってくださり、感謝しております。
なかなか会社のお役に立つまでには至らず、心苦しいですが少しでも何かできていたなら幸いです。
こういうかたちでの挨拶になってしまい申し訳ありません。
ちゃんとお礼をお伝えしたくて、メッセージ送らせて頂きました。

私にとって、社会人になり地元で働くこと、接客業は有鄰庵が初めてで、倉敷にこんなにすてきな所があることを働いて初めて実感しました。
最初の面接の時、わんさんから「あなたにとって仕事ってなんですか?」の問いを今でも考えたりします。
何のために、仕事しているのか、
経済的等の現実的なことはもちろんですが、
それだけではなく、
自分の人生を豊かに生きていくため。
豊かなものにしていくための1つに仕事があるんだと思えるようになりました。

それまでは、頭でっかちで、目の前に必死すぎて、全体が見れてないというか、目的を見失ってしまったというか。
販売する人、育てたり作ったりする人、それを届ける人、それぞれの立場や役割の人が繋がっていくことで、必要とされ喜んで下さる人のもとに届けられること、
その人が潤っていく、個々が満たされることで家族や身近な人、そこの地域が豊かになっていく、ものごとは循環していること、大切に作られた「もの」を通して、人が繋がっていること。働きながら学ばせて頂きました。

どういう視点で仕事をしていくか、していきたいか、そして、どう生きていきたいか、自分の中での答えを見つけながら、有鄰庵で学ばせて頂いたことを活かして、自分なりの次なる道に行きたいと思います。

まだこの歳でこんなこと言ってますが、目標や夢を応援してくださる、わんさんをはじめ、スタッフの皆様に感謝です。
自分にとっては大きかったカナダ留学の夢、理解してくださって本当に本当に嬉しかったです。

長文失礼しました。
どうかお身体大切に、皆様の一層のご清栄こころよりお祈り致します。
またお店におじゃまさせて下さい。
ありがとうございました。

まあ面接で「あなたにとって仕事とは?」って訊いたんだったかな…って、そこはあんまり覚えてないんですが。笑

このメッセージをご紹介することは一種の会社自慢のようになるかもですが、このなぎちゃんが感じてくれたポイントはうちの会社としても自信のある点なので、「やったー!」という気持ちを表明して留めておきたいなと思って。

まだまだ会社として至らない点もたくさんありますけれどね。

こういうことがあるから、会社をやっててよかったと思います。

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