AI/IoTを駆使した最先端スーパーマーケット「TRIAL」を体験してきた
「TRIAL」という九州を中心に展開されているディスカウントスーパーがあります。このTRIALを運営している株式会社トライアルカンパニーは物流業界に革命を起こそうと、AI/IoTを駆使して店舗のスマートレジ、小人化を推し進めていることを最近知りました。
IoTエンジニアの端くれとして、実際に社会実装そして運用されていることに興味をもち体験してきました。
本当に圧巻かつ利便性が高くて素直に感動しました。
その体験レポートを書き残します。
TRIAL長沼店へ
さすがに九州は遠くて行けないので、千葉にある「TRIAL長沼店」に訪れました。TRIALは関東での展開は少ないので、長沼店が最先端を体感できる貴重な支店です。あまり千葉県に行くことは少ないですが、最寄りの稲毛駅周辺はかなり都市化されていて、住みやすそうな街でした。
どういったスーパーマーケットか要約すると
プリペードカードを登録し、お金を予め入金しておきます。
プリペードカードの登録も店頭の端末で簡単にできます。
カートにはバーコードリーダー付きの液晶端末が備えられており、客自身が商品のバーコードを読みます。端末とプリペイドカードは利用前に、プリペイドカードに付属しているバーコードで紐づけられます。そして会計はそのカートだけ完結するようになっています。まったくレジ待ちが発生しません。
そして天井にはAIカメラが縦横無尽に張り巡らされており、在庫や客の動きを捉えてデータとして蓄積し店舗運営に活かされます。
実際の様子
買う商品をカートに入れる前に、商品のバーコードを端末に読ませます。
まったくストレスを感じることなくバーコードが読み込みが完了します。
そして端末上に購入予定の商品が表示されます。
めちゃくちゃ手軽でした。
もし気が変わって商品の購入を止めるときは端末から商品の購入をキャンセルするボタンを押して、その商品のバーコードをリーダーに読ませると購入をキャンセルすることができます。
レジは専用レーンを通過するだけで、爆速で支払いが終わります。
待つというストレスがないと、本当に気楽に買い物ができました。
これはすごい買い物体験
もちろん普通のレジもあり、従来通りの買い物されている方もいらっしゃました。その反面、多くの方がこのスマートカートで買い物をされていました。使い方はシンプルで、使い方に迷うことはなさそうです。
訪れた時間帯は夕方で、普通のスーパーなら激混みしそうな時間でしたが、店員はレジ作業から解放されていました。すごく余裕を感じる風景でした。
この新しいスーパーの形、これから普及して欲しいですね。
余談
はじめてTRIALというディスカウントスーパーに行ってみたのですが、激安かつ広大な敷地に食品から家電まで何で揃っていて圧巻でした。
魚介類の値段が安いのも個人的にはポイントが高いです。
20個入りの食卓ロールパンが半額で99円で衝動買いしてしまいました。
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