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ワンルーム収納問題をラブリコで解決する

ワンルームかつ収納なしの物件に住んでいます。
住み始めてから収納をどうするか格闘の連続でしたが、やっと解決に一筋の光が見えてきました。その試行錯誤の過程を書き残しておきます。

結論から述べると、最初からラブリコをつかってDIYしたほうがそれなりに強度があり安定したものがつくれると思います。

ラブリコとは…
平安伸銅工業株式会社が発売している気軽にDIYでラックなどの壁面収納ができるアイテムの総称。基本は2×4と呼ばれる規格の木材を組み合わせて使用。

ラブリコとディアウォールの違いってなに?比較でわかる魅力や使い方を徹底解説!

突っ張り棒を利用する方法

そこそこ面積があり、壁面が広く使える部屋でした。
なので、下記のような2m以上のびる突っ張り棒と、

その突っ張り棒を垂直に支えるためのポールで、

下記のような、衣服収納スペースを壁面にそってつくってみました。

設置してみてわかったことは、約2mの突っ張り棒を水平・垂直に設置する難しさです。ポールで支えていても、衣服の量が増えるとバランスが崩れすべて倒れてしまいました。それはもういきなりがさっと倒れるので、かなり驚きます。

壁から壁まで、突っ張り棒を張ってクローゼットの代わりにすることは良いアイデアではないようです。

結局、ラブリコをつかった壁面収納が良い

結局のところ、最初から強度がちゃんとしたものをつくったほうが良いでしょう。そこでお手軽にDIYができる製品「ラブリコ」をつかって収納問題を解決してみました。

最終的に下記のようになりました。
パーツさえ揃ってしまえば、2時間もあれば完成します。

パーツを選ぶ

ラブリコの製品

2x4木材を床と天井の上下に設置して基礎となる支柱をたてるDIYパーツ「2×4アジャスター」は必須でしょう。購入する2×4材の個数分必要になります。価格は上がりますが、鉄製のものもあります。

また木材を1本まるまる買うとサイズが大きい上で扱いづらいので、わけて買うことにしました。なので、2×4材のジョイントも購入しました。

また衣服を掛けられるように、下記のような鉄製の伸縮ロッドも購入しました。

ラブリコを使うとなんでも揃いますね。

2×4材

2×4材は規格としてサイズが決まっていますが、その長さがラブリコをつかったDIYで最も重要です。床から天井までの高さとラブリコのアジャスターを含めた寸法を考慮して、寸法を決める必要があります。ホームセンターが近くにない場合、オンライン購入すると便利。寸法に合わせてカットしてくれます。

一般的な住居の床から天井までの高さは2400mmです。

具体的に必要な寸法は公式サイトのガイドを参考にします。
天井高さから95mm短い2×4材を用意します。

引用:2×4アジャスター

さらに2×4ジョイントを使う場合、その厚み26mmを考慮して2×4材を用意します。

引用:2×4ジョイント取扱説明書

まとめると天井高さが2400mmの場合、2400 - 96 - 26 = 2279mm の長さが必要になります。2×4ジョイントを使うので、2279 ÷ 2 = 1139.5 ≒ 1140mmずつ2本、そしてそれに必要な支柱の数をかけると総数になります。今回の場合、支柱が2本なので1140mmを4本発注します。

電動ドライバを選ぶ

今後もDIYに使いそうなので、電動ドライバは選定に悩みました。
今回の場合、2×4ジョイントをねじ止めするのに使いました。
結果として、マキタの充電式ドライバドリル「DF487DRGX」にしました。
18Vのバッテリーで動作します。

電動ドライバの選定基準は下記の3点が主でした。

  • メーカー

    • BOSCH、makita、HiKOKI、その他

  • 電動ドライバの種類

    • インパクトドライバ、ドリルドライバ

  • バッテリー電圧

    • 7.2V、14.4V、18V、36V

メーカーは好みですが、makita製品に憧れあるので、それを選択。
そして用途的にはドリルドライバで十分でした。インパクトドライバとドリルドライバの違いは下記のとおりです。

バッテリー電圧は数値が大きくなればなるほど、トルクが強くなり高負荷な作業に適します。バッテリーの使い分けはできないので、はじめから強めの18Vを選びました。またmakitaやHiKOKIは同社の製品ラインナップでバッテリーが共通化されています。また、14.4Vより18Vのバッテリーに対応している製品が多いようです。なので、今後の拡張性も加味し18Vの製品を選択しました。

作り方と注意点

何よりもまず寸法が一番大事です。

しかし筆者は2×4ジョイント分の厚みを考慮せず支柱一本あたり1150mmを2本で発注したため、予想より長くなり2×4アジャスターで固定ができませんでした。

結果として2×4ジョイントを外し、下記のようなフラット型のブラケット金具を木材の裏表に取り付けました。こうすることで2×4ジョイントの26mmの厚みを出さずにすみました。

この金具はAmazonで4個入り約1400円でした。

一応、ラブリコ の純正品にも似たようなブラケット金具があります。
2×4材にぴったり合うサイズで、リブがついているので強度が高さそうです。

入手性や値段をかんがみて選ぶと良さそうです。

このように寸法に注意して、説明書通り組み立てれば1〜2時間で十分組み立てられます。

おわりに

現在、衣服をかける部分しかありませんが棚も追加していこうと考えています。

ワンルームで収納がない場合、ハンガーラックを購入するよりラブリコ でつくってしまったほうが自由に寸法を決められ、強度のあるものをつくれそうです。

最初からこれにしておけば良かった。





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